「ちびくろサンボ」のように、何でも最後にぐるぐる回って、バターとなりホットケーキになる話というのはどうだろうか……。
と思いついて、ちょっとしたメモのつもりで書いてみたら、100文字くらいの掌編とも言えないような、落書きのようなものが5つほど書けた。
これが意外と面白いので、もう少し手直しをしてそのうち公開してみたい。
何だか無責任というか、投げやりっぽい、「知ったことか!」という味わいがあって、内田百閒の童話のような雰囲気がある。あの感じはなかなか出そうとしても出せないので、もう少し考えたい。
タイトルは「バターになってしまう掌編集」だろうか。これもまたキャッチ―といえばそんな感じで、何となく読んでみたくなるような、アホらしさがあっていい。