ナサニエル・ウェストの「孤独な娘」を少し読んでみたら意外と簡潔な文章で、フランスのコクトーの小説やヴァレリーの「テスト氏」のような印象を受けた。
「孤独な娘」はアメリカの小説だが、どこか通底する部分があるように感じた。
また、
1. 短いエピソードの集積で、
2. 章題に「テスト氏」が入るように「孤独な娘」が入る
点も似ている。
なぜ、こうしたスタイルが好きなのかよく分からないが、自分も真似て「立ち読み紳士」という掌編集を書きかけたのだが中座したままだった。
これも何かの縁だと受け止めて、また続きを少し書いてもいい。2018年に10回ほど書いて止まっている。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054886212990