ますます三幕構成や、ミッドポイントや、その後のたとえば「迫り来る悪い奴ら」「すべてを失って」「心の暗闇」といった段階に興味を感じるようになった。
昨夜もDVDで「アポロ13」を観たのだが、そのあたりの定石の通りで、模範演技でも見ているかのような作品だった。
「SAVE THE CATの法則 本当に売れる脚本術」の15ビートという段取りは、70-90年代のハリウッド映画によく当てはまるが、それだけでなく、もっと古い時代の日本の純文学とか、海外のミステリや児童文学にも当てはまりそうな気がする。
自分としては、さらにもう少し視野を広げて考えたい。お話作りというより、ある情報を伝達するための効果的な法則として考えると、ノンフィクションや評伝、場合によっては自伝にも当てはまるように思えてきた。