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「ヤング・フランケンシュタイン」の巻

本腰を入れてプロットを考えよう、と決心したのは良いのだが、細かく考えていくと、
「この場面ではこういう話題も出るはず」
「こういう捉え方もあるはず」
「こういう対立関係になるはず」
と、あれこれ気づかなかった問題が出てくる。

これは問題が増えたような、作業が進展したような、微妙なところだ。ゴールが遠くなったのか、それとも確実に近くなっているのか。

ということを頭に浮かべつつ「ヤング・フランケンシュタイン」を見て、かつて一度見たはずだがほとんど内容を忘れていることがよく分かった。

特に結末は、途中の「全体的に〇〇〇が大きい」というやりとりを覚えていないと意味が分かりにくい。

しかし、ある人物の名前を言うと馬がヒヒーン、という箇所は覚えていたし、「踊るリッツの夜」はもちろん、納屋みたいな場所で歌い出す場面もぼんやり覚えているので、見たことは見たのだ。もしかするとテレビで見て、一部がカットされていたかもしれない。

全体のイメージとして、本作はこれから書こうとしている話の先輩というか、見ながら共通点が幾つかあることを初めて意識できた。

その種の作品がいくつか思い浮かぶので、参考に読み直すことにする。

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