あと2日で5月が終わってしまう。
予定では6月から次の創作に取り掛かるつもりだったが、あれこれあって進まない。
とりあえず、もう少し下準備に手間をかけないとダメなので、何とか来月前半くらいで形にしないといけない。
たまたま先日、駅前の図書館にあった本にフィリップ・ロスのインタビューが載っていて、執筆はプロットを決めずに数か月ほど書いてみて、書いた物の中からやっと書くべきものが見つかるとか、悠長なことを言っていた。
自分が考えている話は「結末がこうなる」と決まっていないとまず書くのは無理なので、そこに行くまで書きながら考えよう、というスタイルは夢か幻か、荒唐無稽なドラマのように思える。
しかし理詰めで構築するのもつまらないので、ほどほどに脱線したい気もある。その辺が難しく、楽しくもありで、悩んだり考え込んだりである。