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フィクションへの没入の度合いの巻

創作の文章を真剣に書いていると、やはり日記やブログなどとは違うなと感じるくらいには消耗する。

途中で息抜きするにしても、疲れているので重すぎる創作物は受け付けないし、つまらなそうなものは避けたい、という訳で1~3月で最も頭がすっきりしたのは「鬼滅の刃」などの漫画なのであった。

映画やドラマだと、どうしても観ながら考え事をしてしまうし、小説は途中で何度も立ち止まって考え込んでしまう。頭の休まるタイミングがない。

ところが漫画は、絵を見て字を読む作業の両方があるせいか、没入の度合いが高いらしく、我を忘れて読めるケースが結構ある。

あらためて漫画という形式を見直すほど、今でも夢中になれるものだと知った。

昨日も、とよ田みのる「これ描いて死ね」の1巻が無料だったので読んでみたが、後半はほとんど「自分」という存在を忘れて読みふけった。

これは続きも読みたい。

ただ読み終わってみると、

「偶然が多すぎ! 多すぎるよ!」

と叫びたくなるほど、あまりにも狭い範囲で、主人公に都合の良い人物が集まりすぎているのであった。

「漫画のリアリティ」はこのくらいだから良いだろう、という意見も自分の中にはある。しかし、どう解決すれば自然になるのかを真剣に考えるのも、創作のためのトレーニングとしては有益かもしれない。

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