
この物語を完成させるのはあなた!
567 作品
この度は「ツキヨム」楽曲化短編小説コンテストにご応募いただき、誠にありがとうございました。
本コンテストは、テーマに沿って自由に創作を行う従来の形式とは異なり、 課題作品『蛇よ、どうか今宵は月に溺れぬように』の“続編”を執筆していただくという、これまでに例のない挑戦的な企画として開催いたしました。
そのような新たな試みにもかかわらず、予想を遥かに上回る数のご応募をいただきましたこと、心より御礼申し上げます。ご参加くださった皆様、そして本企画を支えてくださったカクヨムユーザーの皆様に、深く感謝申し上げます。
また、多くのユーザーの創作意欲を掻き立てる魅力的な課題作品をご執筆いただいた、成田良悟先生にも、この場を借りて厚く御礼申し上げます。
どの登場人物に焦点を当てるのか。
どの時間軸を描くのか。
そして、どのような結末へと導くのか。
その答えは作品ごとにまったく異なり、一つとして同じ“続編”は存在しませんでした。
一つの物語から、これほどまでに多彩で十人十色の世界が広がっていくことに、選考委員一同、大きな驚きと感動を覚えるとともに、楽しみながら審査をさせていただきました。
そして今回、ツキヨムプロジェクトスタッフ、成田良悟先生、さらに大賞作品の楽曲化を担当する月が綺麗じゃなくたって。も選考に参加し、数々の素晴らしい応募作品の中から、大賞1作品を選出いたしました。
「ツキヨム」楽曲化短編小説コンテストは、これで終わりではありません。
楽曲は8月頃の公開を予定しております。
月が綺麗じゃなくたって。によって、大賞作品がどのような楽曲へと生まれ変わるのか、ぜひ楽しみにお待ちください。
皆様の紡いだ物語が、また新たな創作へと繋がっていくことを願っております。
総評:ツキヨムプロジェクト
月読峠で見つかった蛇の化石。
糸で結ばれていたかのように巡り合った少年と少女は、どこかおかしなこの町の深淵に入り込んでいく──。
作品講評
最終候補に挙げられていた作品の中では筆運びが一番巧みで、序章で登場したキャラクター達、まだ設定だけで未登場だったキャラクター達も同じように上手く使ってくださっていました。
月読峠の様々な騒動の切っ掛けとして用意した町への人々の流入を敢えて使わず、作中でロジカルに停止させる事で自分の世界観に持ち込むのも、書きたい世界を描くための豪腕、あるいは物語を書き慣れた貫禄のような物が感じられます。
焦点を絞った物語を最後まで綴り、なおも先の路を読者に想起させる作品でした。
まさに、目的地への新しい地図を記すような一作だったと思います! おめでとうございます!
成田良悟先生の序章に秘められた謎が解き明かされていく過程で、主人公の夜と七巳の関係や成長を中心にそれぞれの登場人物が生き生きと描かれていてとても読み応えがありました。
ここからどんな楽曲が生まれるかまだ未知数ですが月読峠の魅力を表現できるようにツキレイメンバーで精一杯制作してまいります!