
めちゃコミックでコミカライズデビューも!
871 作品
今回のコンテストでは、「王道恋愛」「禁断の関係」「裏切りと復讐」という、漫画好き読者の感情を激しく揺さぶる3つのテーマを掲げ、非常に多くの素晴らしい作品をご応募いただきました。
「裏切りと復讐」をテーマにした部門では、現代社会のリアルな歪みを緻密なプロットで描いたサスペンスフルな力作が目立ち、佳作に二作品が選ばれました。また、「王道恋愛」部門では、大正ロマンの情緒漂う世界観のなかで、傷ついた二人が織りなす純愛を素晴らしい筆力で描き切った『瑠璃の結婚~売られた花嫁は硝子の男に愛される~』が、見事大賞に輝きました。
しかしながら、「禁断の関係」部門におきましては、非常に多くの応募があったものの、背徳感のなかにキャラクター独自の切実な心理や、話の流れの必然性をしっかりと持たせた一歩秀でる作品が見当たらず、残念ながら今回は受賞作なしという結果になりました。
全体を通して、設定の掴みの工夫や構成の妙が光る作品が多く、非常に活気のあるコンテストとなりました。ご応募いただいた皆様に心より感謝申し上げます。
彼の幸せを願うのならば、
この想いは持つべきではない――。
華族の家に生まれた瑠璃は、両親が営む『東城商会』の娘として女学校に通いながら幸せに暮らしていた。いつか両親のように、最愛のパートナーと働き、幸せに生きることを夢見ていたが、
14歳の時、不慮の事故で両親が亡くなり、多額の借金が発覚する。
東城商会は叔父夫婦が切り盛りすることになり、瑠璃は叔父夫婦の家で、昼は仕事の手伝い、早朝は家事の下働き、夜は従妹綾子の女学校の課題を押し付けられながら、
借金返済の為に、身を粉にして働く毎日が始まった。
けれど18歳になったある日、「残りの借金はすべて結納金で相殺された」と告げられ、半ば売られるようにして嫁がされたのは、悪評高き『桜月硝子』の成金社長、桜月昌で……!
日々の日常にトキメキを求める方に。
主人公・神崎真琴は、大学時代から約十年にわたり交際してきた相澤真吾と、結婚を意識し始めていた。
しかしある日、同じ会社の受付嬢、橘愛美との浮気現場に遭遇する。
信じていた恋は裏切られ、二人は別れることに。そして真吾と愛美は結婚。
深く傷付いた真琴は、気持ちを切り替え、仕事に没頭する日々を送っていた。
そんなある日、真琴の会社に新入社員として入社してきたのが、24歳の久遠郁人だった。
端正な容姿と落ち着いた佇まいを持つ久遠は、社内で密かに「王子」と呼ばれ、瞬く間に注目を集める存在となる。
彼の指導係になった真琴は、共に過ごす時間が増えるにつれ、少しずつ心を通わせていく。
一方、結婚した真吾と愛美の生活は、次第に歪みを見せ始めていた。
それぞれが不満を抱える中、真琴が担当していた仕事に思わぬトラブルが。
そこにはある人物の存在が深く関わっていた。
トラブルを回避する為奔走する、真琴と久遠。
さらに真琴の大学時代の同級生で、一流企業の社長となった一条雅也も加わり、事態は大きく動き出す。
事件の解決と共に明らかになる、久遠郁人の正体。
そして、長年真琴のそばにいた一条雅也の想いとは?
過去を乗り越えて、2人の男性の間で揺れ動く真琴の、オフィスラブストーリー。
深夜のビデオ通話で聞こえた声は、
親友の喘ぎ声だった——。
喉が渇いて目が覚めた深夜二時。夫の書斎から漏れる光と、聞こえてくる女の喘ぎ声。覗き見たスマートフォンの画面に映っていたのは——大学時代からの親友、篠宮美咲だった。 三人の子供を抱える主婦の高橋桜子は、夫・圭一と親友による二重の裏切りを知り、怒りと絶望の中で復讐を決意する。 探偵を雇い、協力者を得て、証拠を一つずつ積み上げていく桜子。しかし美咲は狡猾だった。桜子に先回りして「圭一に言い寄られて困っている」と被害者を演じ、自分の立場を守ろうとする。 夫の不倫と経費不正。親友の社内不倫と嘘。すべてが揃ったとき、桜子は同時多発の復讐を実行に移す。 SNS、週刊誌、会社への告発——逃げ場を完全に塞がれた二人が繰り出す最後の反撃とは。そして、すべてを賭けた復讐の先に桜子が手にするものとは——。 裏切った夫と親友を社会的に葬る、桜子の怒りと覚悟の復讐劇。
虐げられ全てを失った少女の
整形逆転ストーリー
社交界に突如現れた謎めく令嬢、久我美月。 幼い頃、卑劣な犯罪により家族を奪われ、自らも醜い傷を負った美月。絶望の淵に立たされた彼女は、整形で新たな姿を手に入れ、大富豪・久我の養女として新たな人生を歩み始める。 久我は慈善家のフリをしながら非合法に犯罪者に私刑を与える活動をしていた。 久我の顧問弁護士の高峰に魔性の女になる手ほどきを受け、美月は美貌を武器に悪を地獄へ落としていく。
めちゃコミック講評
不器用で口の悪い昌ですが、実は誰よりも瑠璃を思いやっている姿が、数々の甘いエピソードを通して丁寧に描写されており、彼の「ギャップ男子」としての魅力が存分に引き出されていました。
中盤の「昌には恋人がいる」という瑠璃の切ない誤解の配置も絶妙で、それがお互いの本心を打ち明け合う劇的な和解へと綺麗に繋がっており、恋愛のハラハラ感を大いに盛り上げる見事な構成になっていました。