アイドルを描いた小説から、推し活エッセイまで。あなたの憧れる「アイドル」について書いてみませんか
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泣きました。小説のいいところは自然に自分と重ねられるところだと思っています。特定された話ではなく、「どこかの、誰かの」話であるから。私は勝手に自分のファンの方を思い出してました。
英語ではなくひらがなでのぱっしょんとれいん。きみどり色をうぐいす色に設定するセンス。抹茶とかずんだとかじゃなくてうぐいすを選ぶ品のよさですよ。一つ一つのワードにこだわりが感じられて、しかもそれが心地良かったです。でも私が最も刺さったポイントは、おそらく狙って書かれたのではないんだろうなという純度100%の、澄んだ好き です。とても清らかでした。好きを言葉にするのって本当に難しい。でもすごく伝わってきました。春さんが概要で書かれている「引退した推し」とはどなたなのかすごく気になります。こんなファンの方を持てて幸せだろうな。いい話でした。