落神村の神隠し

『落神村』
昔から神隠しの言い伝えがあり、とある期間に村の掟に従わなければ罰が下るとされていた。神隠しにあうと……。
その村へ芸人である霧島は、彼女で女優である江原瑛華と共に雑誌の取材のため訪れる。
言い伝えであるし、村の掟にも従っているため何事も起こらないと思っていると、村長の孫娘が霧島と江原の目の前で消失した!!　神の仕業か、人の手によるものか……。
掟により外部との連絡も取れず、霧島は独自に捜査を開始する。徐々にこの村の異常に気付き始め――。

〈登場人物〉
霧島（きりしま）ももじ　芸人であり探偵。
江原（えはら）瑛華（えいか）　若手女優。霧島の彼女。
沢村（さわむら）圭太（けいた）　エフテレビのディレクター。沢村家、次男。
沢村吾郎（ごろう）　落神村の村長。
沢村拓海（たくみ）　沢村…続きを読む