なかなか興味深く読ませていただきました。一つの作品を見ていたとしても、『好き』の部分は異なるもの。その、なにが異なるのか、どう異なるのかを追求し、細分化し分類化し言語化した作品です。こうして型としてみると、やはり読み方は多種多様あるなあと思うと同時に、知識読みタイプの分類は私に馴染みがない型が多く、確かにこういう人もいるなあ、と勉強になりました。自分はこれかな、と思う部分だけ読むもよし。知見のない型を選んで見るのもよし。なんとも参考になる作品です。
物語の鑑賞には、MBTIのように“型”があり、しかもその型は粗い四象限では捉えきれないほど豊かで多層的だ。 自己投影・人物共感・構造読み・美的読みなど、鑑賞者の視点そのものが作品体験を形づくる“もう一つの物語”になっている。「あなたはどんなふうに物語を受け取る人?」と問いかけることで、読者自身の感性が作品の一部として浮かび上がる。その発想がとても新鮮で、読者論として胸が熱くなる。
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