概要
さびしさをはかる物差しを、〈わたし〉は持っていなかった
とある里のはずれにある、山奥のさびれた屋敷。
そこには、名無しの妖狐の少女がいた。
常に両目を覆う不気味な黒い靄ゆえに、里の者たちは彼女をこう呼ぶ――〈あれ〉と。
呪いの子として忌み嫌われ、山奥に独り隔離されている。
なぜ嫌われ、なぜ独りなのか、少女にはその境遇の理由が分からない。
自分がいかにさびしい存在なのか、それを知る術すら与えられていない。
これは、そんな少女の悲劇の一幕を描く物語――。
※悲劇です。バッドエンドで終わります。
ウケとは逆行して、こういう作品があっても良いかなと書いた作品なので、手に取って読んでいただけただけでも本望です。
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