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概要

必要なもの。
修学旅行の帰り道。
駅の地下通路で、リクトの家の鍵を持って走るカナタを追いかけた。

追いついた瞬間、体が先に動いた。
倒し、踏みつけ、力ずくで鍵を奪い返す。

「なんであんなにボコボコにしたの?」

そう問われて、答えた理由はあまりにも些細だった。

――ただ、自分の帰る時間が遅くなるから。

目が覚めても、足の裏に残る感触。

あれは夢だったのか。
  • 暴力描写有り
  • 完結済1
  • 1,655文字
  • 更新

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