繊細な音や香りが文章から立ちのぼる。絶望から希望を見いだし、自分を取り戻す。そんな物語だ。
詩のように流れる文章は作者様の 髄骨頂(ずいこっちょう)ディストーションのギター音に乗せた絶望から始まる音への旅路が開かれる。親友のように寄り添っていた音が遠ざかるのをただ傍観するしかないのか――。諦めた深淵の底で、目覚めたのは人と自然のシンクロニシティ――愛と歓喜の祝福だった。研ぎ澄まされた、真の音に触れ再び主人公は前を向き新たな音の旅路へ思い馳せる。何も考えず、感覚を頼りに身を委ねればワインの香りのように 余韻に浸れる作品ですぜひ、一読をおすすめします
味覚や香りを音楽で表現する時点でもう素敵ですよ! 楽しみー。
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