これ読んでいるときにささくれがあったら悲鳴あげちゃうかと……でもうまい風刺に👍!
恐ろしい感染症がはびこる世界。主人公である夫は、妻から感染症について聞いていたが、どこか他人事だった。皮膚の隙間から感染するウィルスは、全身を侵し、最後には皮膚が裏返るらしい。 どうせすぐにおさまるだろう。そんな主人公の思いとは逆行するように、世間では皮膚を保護する製品が品薄となり、パンデミックの様相を呈するようになった。 そんな中、主人公の妻にささくれができ、腫れてきた。 もしかして、感染してしまったのか? 作者様の得意とするSF作品。 是非、御一読下さい。
アナタのそのささくれ、ウイルス感染していませんか?もしかしたらそのまま全身に広がってそのうち…
たかがささくれの傷から、ここまでの大事になっていく顛末に見覚えがありすぎて、とても面白く読ませていただきました!どこか不穏な終わり方にも魅了される作品です。