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概要
一万回練習した「好き」は、言わなくても君に届いていた。
幼馴染の佐伯陽葵に想いを寄せる高校生・瀬戸口湊は、告白できない自分を誤魔化すように、屋上で一人【告白の特訓】を重ねていた。完璧な台詞と状況を何十通りも考えるが、本人を前にすると言葉は出ない。雨の日の相合傘や日常の優しさを重ねながらも、想いは胸にしまわれたまま卒業の日を迎える。最後の覚悟で屋上に立つ湊だったが、そこに現れた陽葵は、彼の不器用な練習も想いもすべて伝わっていたと告げる。湊は結局「好きだ」と言えなかったが、言葉を越えた想いは、すでに二人を結んでいた。
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