概要
🐬青い海の向こうで、私は何を失ったのだろう🌤️
転職を控えた二週間の空白期間、友人の勘違いから始まった衝動的なオーストラリア旅行。グレートバリアリーフの青い海、ナポレオンフィッシュとの邂逅、そしてアボリジニの小屋で見た不気味な人形——孤独な旅の中で、男は自分が立つ場所を見失っていく。平成という時代の転換期に、外資への引き抜きという甘い罠に飲み込まれた一人の営業マンの、鮮やかで切ない回想録。
おすすめレビュー
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- ★★★ Excellent!!!目の前に青空とまばゆい海が広がり、潮風に吹かれたような気になる作品
田中さん、勘違いしてくれてありがとうございました。
おかげさまで、このような爽やかでほろ苦い、痛みもあるけれど素敵なエッセイを拝読することができました。
海に潜ったり、カンガルーを食べたり、田中ア!になったり、謎めいた人形に遭遇したりとアクティブですごく面白かったです。
田中ア!のところはふきだしてしまいました。
「冒険」の文字でやばそうな気がしましたが笑
未来への希望に満ちた旅の先に待ち受けていた、厳しい競争と狡猾な仕打ち。
その落差が辛い……。やるせない結末です。
が、ここで思いだす。作者様には田中さんがいたということを。
きっと、またいいのを持ってくるのではないでしょうか。
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