概要
楽だから信じられている「自己責任」という思想が社会にもたらしたもの
(冒頭)「氷河期世代でも、仕事を選ばなければ職はあったはずだ。だから自己責任だ」
こうした言説を、近年よく目にするようになった。
一見すると、筋が通っているように見える。
努力しなかったのは本人であり、選択したのも本人なのだから、結果は本人が引き受けるべきだ――という理屈である。
だが、この論理には決定的に欠けているものがある。
それは「前提」である。
自己責任論というものは、往々にして前提をすべて無視したまま振り回される。
景気、雇用環境、社会構造、時代背景、運、不運。
そうした要素を丸ごと切り捨て、「選んだのはお前だろう」という一言で済ませてしまう。
だが、もしそれが通るなら、世の中の不幸はすべて個人の責任ということになる。
こうした言説を、近年よく目にするようになった。
一見すると、筋が通っているように見える。
努力しなかったのは本人であり、選択したのも本人なのだから、結果は本人が引き受けるべきだ――という理屈である。
だが、この論理には決定的に欠けているものがある。
それは「前提」である。
自己責任論というものは、往々にして前提をすべて無視したまま振り回される。
景気、雇用環境、社会構造、時代背景、運、不運。
そうした要素を丸ごと切り捨て、「選んだのはお前だろう」という一言で済ませてしまう。
だが、もしそれが通るなら、世の中の不幸はすべて個人の責任ということになる。
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