概要

恋する暇もなく、少女は王位を継いだ。陰謀と現実の中で戦う若き女王の物語
「まもなく女がひとり死ぬ。――いや、ふたりか。」

魔法も奇跡も存在しない世界。
五大精霊神を祀り地形に恵まれた小国、コルレド王国。
王女ミリアは17歳の誕生日を迎えたばかり。
王太子だった父が即位し、穏やかな日々を送っていた。
ところが突然、父王の死によって王位を継ぐことになる。
「なにをすべきか」わからないまま国は混乱していく。
突然の王の事故死、王妃の不可解な衰弱。
広がる噂と不満、揺らぎ始める王国。
それらはただの不運ではなく、
誰かの意図によって少しずつ仕組まれたものだった。
敵の目的は?対抗するには?
言葉だけでは足りない。
理想だけでは足りない。
それでも、この流れに飲み込まれるわけにはいかない。
どうすれば、この現実に抗えるのか。
政治と陰謀、欲望と裏切り、
そして、誰かを大…続きを読む

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