物語で何を書くか。




 現在カクコン11中。

 2回目のチャレンジですが、今年はライト文芸部門でなんとか常に100位以内を保っております。


 ……が、他の方の作品等をチラ読みすると、やはりカクコンに合わせてきちんと作戦を練って来ているなぁ……もしくは元々ちゃんと『読まれるための工夫』がされているなあと思う作品ばかりだな、と感じます。


 なんというか、自分はまだまだ『私が、読みたい内容』の物語なんですよね。


 いや、それがダメだとは思いません。

 自分が好きなものを書くのは良いことです。


 けれどそこに『商業的に売れたいか』とか『作家に必ずなる!』という目標を掲げた場合は今のままではランキング内にいたとしても、選ばれることはないのではないかなと思います。


 いろんな形態のお話があると思うのですが、自分は割と書くのも読むのも、じわじわと話が進んで、とくに大きな出来事がなくとも、登場人物に共感して心温まるストーリーであれば満足というか、ちゃんと自分の心に残るものがあります。このエピソードいる? と思われるような蛇足のエピソードも割と好きだったり(笑)


 けれどなるべく多くの方に評価してもらうためには、冒頭の掴みを大事にし、構成をよく考え、山の後には谷を用意し、他の人とは違った色を出さねばならない。

 そりゃそうですよね、数多くの作家の中で違いを出せなければ売れませんから。


 私はストーリー制作時ににAI利用はしないのですが、書き終わった後に感想を尋ねることはあります。

 そこでよく言われるんですよね『話は王道で読後感は抜群に良い。教科書のような構成。ただ、話の予想は出来るし、この作家でなければという意外性はない』と。


 そうだろうなぁ(笑)


 元々、最近の主要なキャラでもバンバン人が死ぬような話や、奇をてらった話に嫌気が差して、子どもも安心して読めるような一昔前の王道ものを書きたいという思いもあるので、AIの言う通りだと思います(笑)


 話の結末も「まさか!?」というより、「こうなって欲しかった!」よりなのも自覚してますし、文章に癖がないとも度々言われるのですが、それは単純に技術が拙いせいです(笑)


 でも、例えばドラえもんの作者さんの作品も、『タッチ』等で有名なあだち充さんも、キャラの見た目もストーリーの流れも、ほぼどの作品も一緒なのに、ずっと皆に愛されて感動をくれているじゃないですか。


 なんか、そういう作品を書きたいなと思うんですよね。


 もちろん、読んでくれた方をあっと驚かすことの出来るような話を書けたら、それも素敵なんですけれど。


 日常や、ファンタジーの世界に溶け込んだ、そこで生きている人の『当たり前』を書けたらと。


 一言で言ってしまえば地味なんですよね(笑)


 書いたからには読まれたいし、紙の本にもしてみたいけれど! 

 発表するからには、誰が読んでも「下手くそだな」と思われないくらいの技術は身につけたいとは思うけれど!


 なかなか『人に読んでもらうために寄せる』工夫が出来ない。


 悩ましいです。


 ま、それでも一年目よりかは二年目、二年目よりかは今年……と少しづつですが成長したところもありますので。もしかすると、そのうち書きたい作品の内容も向き合い方も変わってくるかもしれませんしね。


 とりあえず今は、目の前の『書きたい』世界を描いていくしかありません。


 創作ってどの世界も、本当に奥深いですよねぇ……

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夜明けの独りごと3 🐉東雲 晴加🏔️ @shinonome-h

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