概要
使命のためなら、仲間を殺せるか。
70年以上続く戦争の中で、
人は兵器として作り替えられてきた。
それが、「守護獣(ベスティアル)」と呼ばれる存在。
021。
名を与えられず、番号だけを持つ少年。
国家に仕える武器として育てられ、
敵国へ潜入する任務を与えられた。
彼の使命は、
戦争の均衡を揺るがす真実へと辿り着くこと。
だが、任務が進むにつれ、
彼は知ってしまう。
この戦争も、この力も、
そして自分自身さえも、
人為的に作られたものだということを。
これは英雄譚ではない。
世界を救う物語でもない。
武器として生まれた存在が、
それでも人間であろうとする、
選択と犠牲の物語。