第2話: 漆黒の森と女神の再会4

さらに進むと、森の出口が見えてきた。

陽光が差し込み、草原が広がっていた。

アテナは喜びの声を上げ、

「見て、エル! 出口よ。やっと抜けられたわ。怖かったけど、楽しかったかも。あなたがいると、冒険みたいね」

エルは「ばぶー!」と応じ、アテナは笑った。「ばぶー! って、嬉しいの? ふふ、一緒に喜ぼう。さあ、王都へ。そこから私たちののんびりライフが始まるわ。美味しい食事、暖かいベッド、街の散策… 想像してごらん、エル。あなたが大きくなったら、一緒に剣を振ったり、魔法を練習したりするのよ。でも、今はのんびりね。急がないわ」

二人は森を抜け、広大な草原を横切り、王都エステリアの門を目指した。

アテナはエルを抱きしめ、歩きながら感情を込めて囁いた。「エル、大好きよ。あなたがいると、私の休暇が最高のものになるわ。ありがとう、来てくれて」


こうして、漆黒の森の試練を乗り越え、二人の絆はさらに深まった。

アテナはまだエルの真の強さを知らず、エルは言葉を話せないが、心の中で喜びを感じていた。


異世界の冒険は、まだ始まったばかりだった。

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『言葉も話せないのに最強! 異世界転生した赤ちゃんと美人女神ののんびり無双ライフ』 本城 翼 @zeitaku_miruku

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