美術

「今日は男女二人組になって相手の持ち物一つをスケッチしてもらいます。」美術の先生が言った。


まじかよ。。。ぼっちだったらどうするんだよ!しかも男女で。。。いちかばちか一ノ瀬さんに聞くか、いや、でも。。。

僕、松風かなたはこういう時、いつもピンチだった。夏休みも誰とも遊ばないで過ぎているし、もう10月の始めになっている。今年は受験もしないといけないのでもう僕は友達ができないまま中学を終えてしまうのかもしれない。

ーーーーーー

これって少しだけ松風くんと仲良くなれるチャンスかも!他の男子の誘いを断って松風くんの机のところまで行ければ。。。


「ではペアになってください。」先生はそう言い、みんなが一斉に立ち上がって相手を探し始めた。凪は立ち上がり、松風くんの方に向かっていったのだ。


「こういうのって新しいカップルができるチャンスじゃね?」結愛が言ったのを聞いてしまい、凪はウッとなった。


もっと知りたいから行くしかない!凪は自分に言い聞かせ、松風くんの机の前に来た。


「松風くん!一緒に、やろ!」

「一ノ瀬さん?」また?と思いながらかなたはオッケーしたのだ。


急に一ノ瀬さんが来てびっくりした。何かあるのかな?と思いつつ、誰かが僕の存在に気づいてくれたのが嬉しかったのだ。僕のことをもっと知ろうとしてくれてるのも嬉しかった。


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僕の暗い世界にやってきた眩しい君 KANA @YIPPE_Kana

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