冬、僕の癖

一成 紡木

冬の夜

突き刺すような冬の匂いと

交錯した車のガスたちの行き惑う空気を

肺に溜め込んで歩く、

僕の癖


手が悴む季節になると決まって

恋人が欲しくなる理由は

寂しい右手の温め方が

白いため息なことが

少し物足りないから、


忙しない街並みの足音、

影もなくなる電飾の様子、

寄せ合う2人の数々が

冬を着飾る

傍観者な僕はただ眺めるだけだ


いつしかそこに僕も入れたらな

メリークリスマス

僕がサンタになれますように



ここまで読んでくださりありがとうございます。


日々を振り返る時期になりました、


僕には、振り返れるほどの思い出はあまりない

ですがそこそこに充実してました。


皆様今年はいかがでしたか?


話もそこそこにしておいて…


皆様、良いお年を!

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冬、僕の癖 一成 紡木 @loldef

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