中学生の夏に流行った、ただの「おまじない遊び」。
――その小さな出来事が、いつの間にか人生の形を変えてしまっていた、そんな物語です。
『わらいなきかえるさま』は、大学生になった主人公・敷島誠と、足の不自由な恋人・春香の穏やかな日常から始まります。
そこに重なっていくのは、忘れたはずの「あの夏」の記憶。
たった一通のメッセージ、たった一つの思い込み、たった一つの小さな選択。
それだけで、後から振り返ったときに全然違う場所に立っていることがある。
人生って、案外そういうものでできているのかもしれません。
なんだか切なくなってしまうのは、自分にも、もう戻れない分岐点が一つや二つ、あったからなのでしょうか……。
読後感まで含めて、とても面白い作品でした。是非どうぞ!
小学生のころ、異様に流行っていた。
コックリさん。
みんな、夢中でやっていた。
バカバカしい。
そう思っていたわたしは、
教室の中で、コックリさんに興じる3人組の男子を見て、邪魔してやろうと思った。
夢中になってる彼らの机を、転ぶフリをして、倒してやった。
儀式の途中で、無理やりな中断をしてはいけないらしい。
彼らは、半泣きになって、わたしに抗議した。
バカバカしい。
わたしは、相手にしなかった。
翌日、その3人組のリーダー格が学校を休んだ。
それから、高熱が出て、1週間くらい寝込んだらしい。
3人組の残りの2人に、また抗議された。
わたしのせいと言いたいらしい。
バカバカしい。
けど、ちょっと、コワかった😓
コックリさん。
その正体は何なのだろう?
このお作品。
『わらいなきかえるさま』
言わば、コックリさんの派生。
この遊びのせいで、不可解なことが起こる。
けれど、このお作品。
オカルトではない。
“ SF “なのだ。
このお作品を読まれる方···
自分の最愛の人を思い浮かべて、読んでください🤗🩷