殻の中には未来が詰まっている。卵をめぐる粋な誓い。

年の瀬、八百屋の軒先。 一人の浪人と、威勢の良い店主が「卵」を前に言葉を交わします。

「卵は、未来を先取りしている」

まだ何者でもない殻の中身。それをどう割り、どう味わうのか。

語られる言葉の一つひとつには、新しい一歩を踏み出すための勇気が宿っています。
読み終えたあと、自分自身の「来年という卵」をどんなふうに割ってみようかと、前向きな気持ちになれること、うけあいです。

最後の一言まで、お後がよろしい絶品の人情話。朝飯前に、ぜひ!

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