エッセイ『最近、現実がネタみたいで面白すぎwなんだが』
相沢 洋孝
第1話 自助・共助・公助を分からない日本人が多いってマジ?
はい、最近、地震のせいで、政権への批判に使われる
『自助・共助・公助』
を知らないのか?それとも政府批判に使ってみるために知らないふりしている人がいるのか?そういう意味で危険な日本人か分からなくなっているネット界隈の皆さんにツッコミを入れたいと思います。
まず、自助、共助、公助と言われて政府が自分の身は自分で護るを原則にという風にお堅い言葉を使ったため、政府は公助をしないで、自分たちのことは自分たちで何とかしろというのかフンンガーーー!!と騒いでいるネット住民がいて非常に滑稽です。
そもそも、難しいことじゃないんですよ。今や小学校の教科書に載っているようなレベルの話です。
自助とは自分でできることは準備しましょうという話しです。よくある話では非常持ち出し袋や災害時に使えるような知識やアイテムを用意しておきましょう。水や保存食をある程度用意しましょう。もし持病をお持ちならそのための薬を用意しましょう。アレルギー持ちの場合は配慮できるような状況ではないと思いますので、ある程度アレルゲン除去食を用意しましょう。
その程度のことです。別に難しいことを言っていません。小学生の頃に習ったレベルの話です。ですが、嫌いな政治家の発言であれば、切り抜いて使うのがネットのアンチというものです。
共助は地域でできることをしましょうといことです。例えば防災訓練に積極的に参加してみる。地方自治体レベルで地域にどういうお年寄りがいるのか?避難所はどういう状況か?何が不足していて何を準備すればいいのか?そういうことです。いわゆる声掛けや地域のお年寄り、子供のことを見てみよう。というレベル。それぐらいなんです。
で、公助は自衛隊や消防、警察など、広域の公的なレベルの話になります。大規模災害になれば自衛隊はすぐに動えるように知事や総理は命令を出しましょう。警察や消防は広域支援を行いましょう。医療機関は連携して負傷者を助けましょう。
そして、公助はすぐに行えません。被害を確認して何が必要か知る必要があるからです。その間にも火災や津波が迫るのに逃げるという自助、逃げようという呼びかけを行う共助を行おうというだけの話なのに、何故か政府は無能。税金出しているんだからすぐに公助を行えと騒ぐ。
別にいいんですけどね。そういう人は逃げたくないというなら自分の命大事にしたいので気分はいいものではないですが見捨てていくべきです。
でも、公助公助と騒ぐ人は大抵こういう場合、災害対応遅いとか、騒ぐ人なんですよ。
エッセイ『最近、現実がネタみたいで面白すぎwなんだが』 相沢 洋孝 @hirotaka-aizawa
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