§ 付録:公式アーマリーリスト(2)銃火器

 まえがき


 ESPによる情報戦が戦況を左右する一方で、物理領域を支配する上で、銃火器の存在は依然として絶対的なものである。


 一瞬で勝負を決するピストルの速射、閉所を制圧するサブマシンガンの弾幕、あらゆる局面に対応するアサルトライフルの汎用性、そしてスナイパーライフルの狙撃。

 近年、照準線が可視化される「バレットライン」の導入によってその運用は格段に難しくなったが、それでもなお、たった一発で戦局を一変させる力を持つこれら銃火器の火力と射程は、他のいかなる兵装も及ばぬ、戦術の根幹を成す。


 しかし、その銃声は敵に己の位置を知らせる諸刃の剣でもある。

 いつ、どこで、どの銃火器を選択し、その引き金を引くか。


 プレーヤーの的確な判断こそが、勝利への道を切り開く。


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【凡例】

○ 武器名称(兵装ランク / 攻撃力[対物攻撃力]/ 携行数または装弾数 / APコスト)


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◎ピストル[HG]

○ コルトM1908ベストポケット(ランクE / 攻撃力9[0]/ 装弾数6 / AP20)

.25 ACP弾を使用する超小型の護身用拳銃。20世紀初頭の設計で歴史的価値は高いが、実戦での有効性は限定的である。


○ ルガー LCP II(ランクE / 攻撃力15[1]/ 装弾数6 / AP22)

.380 ACP弾を使用する超小型ピストル。威力、装弾数ともに低いが、その小ささと軽さは他のどの武器にもない利点となる。


○ ワルサー PPK/S(ランクD / 攻撃力16[2]/ 装弾数8 / AP24)

有名なスパイ映画で一躍有名になったコンパクトオート。性能は現代のピストルに劣るものの、その洗練されたデザインと信頼性から今なお人気が高い。


○ Glock 17(ランクD / 攻撃力18[2]/ 装弾数17 / AP31)

ポリマーフレームピストルの代表格。9mmルガー弾を使用し、標準で17発の装弾数を誇る。その信頼性と、反動制御を助ける低いボアアクシス(銃身軸)で知られている。


○ コルトガバメント M1911A1(ランクD / 攻撃力22[3]/ 装弾数7 / AP33)

第二次世界大戦期の傑作。強力な.45 ACP弾を使用し、強力なストッピングパワーで知られるが、装弾数は7発と少なく、反動も大きい。


○ CZ 75B(ランクC / 攻撃力18[2]/ 装弾数16 / AP36)

全鋼製のフレームを持つ、東側を代表する名銃。9mm弾を使用し、その優れた人間工学と精度で高い評価を得ている。反動制御のしやすさと信頼性で堅実な性能を発揮する。


○ Beretta 92FS(ランクC / 攻撃力18[2]/ 装弾数15 / AP38)

数十年にわたり米軍に制式採用され続けた西側を代表するサービスピストル。9mm弾を15発装填可能。露出したバレルを持つ特徴的なデザインは、作動の信頼性に貢献している。


○ SIG Sauer P320(ランクC / 攻撃力19[2]/ 装弾数17 / AP40)

2010年代にアメリカ軍の制式サイドアームとして採用された銃。モジュラー式のストライカーファイア9mmピストルで、Glockよりもボアアクシスは高いが、そのトリガーと人間工学に基づいた設計が高く評価されている。


○ H&K P7M13(ランクC / 攻撃力19[2]/ 装弾数13 / AP57)

グリップを握り込むことで撃発準備が整う「スクイズコッカー」という極めてユニークな機構を持つ9mmピストル。高い安全性と、初弾の速射性を両立している。


○ FN Five-seveN MK2(ランクB / 攻撃力20[4]/ 装弾数20 / AP63)

P90サブマシンガンと共通の5.7x28mm弾を使用する、未来的なデザインのピストル。小口径高速弾による低い反動と、20発という高い装弾数が特徴。ボディアーマーに対する貫通力も高い。


○ SIG Sauer P226(ランクB / 攻撃力20[2]/ 装弾数15 / AP60)

世界中の特殊部隊での採用実績で知られる信頼性の高い9mmサービスピストル。過酷な環境下でも確実に作動する耐久性と優れた精度を兼ね備えている。


○ H&K USP タクティカル(ランクB / 攻撃力21[3]/ 装弾数15 / AP63)

H&K社の汎用ピストルUSPをベースにした特殊作戦仕様モデル。延長されたネジ切りバレルと調整可能なサイトを装備し、9mm弾を使用しながらも高い制圧能力を持つ。


○ Kalashnikov Concern PL-25(ランクB / 攻撃力30[3]/ 装弾数12 / AP65)

EMPが飛び交う戦場で信頼された、2030年代を代表するアナログピストル。電子機器を一切排し、強力な7.62x25mmトカレフ高速徹甲弾を使用。極限環境下での信頼性を最優先に設計されている。


○ キアッパ・ライノ 60DS(ランクB / 攻撃力45[7]/ 装弾数6 / AP65)

銃身をシリンダーの下部に配置するという革新的な設計を持つイタリア製リボルバー。.357マグナム弾の強力な反動を直線的に後方へ逃がし、リコイルを劇的に抑制する機構を持つ。


○ Beretta 93R(ランクB / 攻撃力24[2]/ 装弾数20 / AP50)

1970年代に開発された法執行機関向けの特殊マシンピストル。Beretta 92をベースにしたモデルで、三点バースト、20連マガジン、折り畳み式フォアグリップが特徴。


○ FN FNX-45 タクティカル(ランクA / 攻撃力25[4]/ 装弾数15 / AP75)

.45 ACP弾を15発という大容量で装填可能な戦闘拳銃。最初から光学照準器とサプレッサーの装着が考慮されており、攻撃的運用に特化している。


○ H&K Mk23 SOCOM(ランクA / 攻撃力26[4]/ 装弾数12 / AP77)

1990年代に米軍特殊作戦軍の要求に応じて開発された伝説的な.45口径ピストル。大型で重いが、究極の信頼性、耐久性、精度を誇る。


○ Glock 40 MOS(ランクA / 攻撃力30[5]/ 装弾数15 / AP79)

強力な10mmオート弾を使用するGlockのロングスライドモデル。長い銃身による高い弾速と、光学照準器搭載可能なMOSシステムが特徴。


○ H&K VP12(ランクA / 攻撃力36[6]/ 装弾数15 / AP90)

10mmオート弾を使用する特殊部隊向けの高級ピストル。独自のガス遅延ブローバック機構が強力な弾薬の反動を軽減し、ポリゴナル銃身が極めて高い精度を保証する。


○ マニューリン MR73(ランクA / 攻撃力48[7]/ 装弾数6 / AP80)

フランスの国家憲兵隊治安介入部隊が使用することで知られる最高級リボルバー。一丁ずつ手作業で調整され、.357マグナム弾の連続射撃に耐えうる驚異的な耐久性と競技用銃に匹敵する精度を持つ。


○ .50 GI 1911(ランクA / 攻撃力55[10]/ 装弾数7 / AP81)

伝統的な1911のプラットフォームで.50口径という大口径弾を発射するために開発されたカスタムガン。.50 AE弾よりは反動が抑えられているものの、絶大なストッピングパワーを誇る。


○ デザートイーグル Mark XIX(ランクS / 攻撃力60[12]/ 装弾数7 / AP84)

.50 AE弾を使用する大口径自動拳銃の代名詞。ガス圧作動方式による半自動射撃が可能だが、その巨大さと強烈な反動から実用性は低い。


○ マテバ モデロ6 ウニカ(ランクS / 攻撃力46[7]/ 装弾数6 / AP67)

発射時の反動を利用してシリンダーの回転と撃鉄のコッキングを自動で行うオートマチック・リボルバー。その特異なメカニズムからカルト的な人気がある。.357マグナム弾を使用。


○ トーラス・レイジングブル(ランクS / 攻撃力58[10]/ 装弾数5 / AP81)

.454カスール弾を発射するために設計された大型リボルバー。その絶大な反動と引き換えに、あらゆる敵を沈黙させる一撃を放つ。


○ ラウゴアームズ エイリアン(ランクS / 攻撃力22[2]/ 装弾数17 / AP85)

固定バレルと銃身の下に配置されたガス圧作動システムを持つ革新的な競技用ピストル。銃身軸が極端に低いため、リコイルが最小限に抑えられており、驚異的な速射精度を誇る。


○ Glock 18C(ランクS / 攻撃力23[2]/ 装弾数33 / AP90)

Glock 17をベースに作られたマシンピストル。毎分1200発という凄まじい連射性能を誇る。その圧倒的な弾幕形成能力は閉所戦闘において絶大な威力を発揮する。


○ SIG Sauer P420 "Axiom"(ランクS / 攻撃力32[6]/ 装弾数20 / AP95)

射撃統制ユニット(FCU)を核とする完全モジュラーシステム。独自の6.2x25mm高速徹甲弾はソフトアーマーを容易に貫通する。任務に応じて数分で構成を変更できる究極の適応性が特徴。



◎サブマシンガン[SMG]

○ Arsenal Shipka(ランクD / 攻撃力24[2]/ 装弾数25 / AP40)

ブルガリア製のコンパクトなSMG。9x19mmモデルは毎分700発程度の連射速度を持つ。


○ トーラス CT9 G2(ランクD / 攻撃力26[3]/ 装弾数30 / AP42)

ブラジルの民間市場向けカービンをベースにしたSMG。堅実な作りだが、重量があり洗練さには欠ける。


○ Vz. 61 Scorpion(ランクC / 攻撃力16[1]/ 装弾数20 / AP38)

.32 ACP弾を使用するチェコスロバキア製のSMG。スナイパーなどの自衛用火器として運用される。威力は低いが、毎分1200発という高い連射速度とほぼ無反動という特性を持つ。


○ PPSh-41(ランクC / 攻撃力24[3]/ 装弾数71 / AP58)

第二次大戦期のソビエトの象徴。71連のドラムマガジンが特徴的なSMGで、近距離における制圧力は圧倒的。しかし、その反動は非常に大きく、制御には熟練を要する。


○ Steyr AUG 9mm(ランクC / 攻撃力25[2]/ 装弾数32 / AP52)

有名なブルパップ式アサルトライフルの9mmコンバージョンモデル。ユニークな外見と操作性を持つが、連射速度は毎分約700発と控えめ。


○ UZI(ランクC / 攻撃力27[3]/ 装弾数32 / AP55)

イスラエルで開発された第1世代SMGの傑作。コンパクトな設計ながら、毎分約600発という控えめな連射速度のおかげで安定性は高い。


○ Beretta M12(ランクC / 攻撃力26[3]/ 装弾数32 / AP65)

イタリアの法執行機関や軍で長年使用されてきた名銃。開発当時はMP5の対抗馬として知られ、毎分550発という低い連射速度による高い制御性が特徴。信頼性が高く、安定した射撃が可能。


○ B&T MP9(ランクB / 攻撃力23[2]/ 装弾数30 / AP70)

スイス製の極めてコンパクトなSMG。毎分1100発という非常に高い連射速度で近距離を制圧するが、その反動制御は難しい。


○ CZ Scorpion EVO 3 A1(ランクB / 攻撃力24[2]/ 装弾数30 / AP72)

Vz. 61の後継として開発されたチェコ製のポリマーフレームSMG。毎分1150発という連射速度を誇り、近距離での瞬間的な火力投射能力に優れる。


○ CMMG Banshee MkGs(ランクB / 攻撃力25[3]/ 装弾数33 / AP68)

ARプラットフォームをベースにしたピストルキャリバーカービン。独自のラジアル遅延ブローバック方式により、9mm弾の反動をマイルドに抑え、高い制御性を実現している。


○ Beretta PMX(ランクB / 攻撃力25[3]/ 装弾数30 / AP68)

M12の後継として開発されたポリマーフレームSMG。アンビ仕様の操作系と毎分900発の連射速度を備え、信頼性と機動性を両立している。


○ H&K MP7A1(ランクA / 攻撃力22[6]/ 装弾数40 / AP85)

ボディアーマーの普及に対応するために開発されたPDW。4.6x30mmという小口径高速弾を使用し、高い装甲貫通能力と低い反動を両立している。特殊部隊での採用実績も多い。


○ FN P90(ランクA / 攻撃力23[7]/ 装弾数50 / AP85)

5.7x28mm弾を50発装填可能な半透明マガジンを銃の上部に配置したブルパップデザインが特徴的なSMG。高い装甲貫通能力と毎分900発の連射速度を誇る。


○ H&K MP5SD(ランクA / 攻撃力24[3]/ 装弾数30 / AP85)

MP5に大型のインテグラルサプレッサーを標準装備した特殊作戦モデル。発射ガスをバレルから逃がすことで弾速を亜音速まで減速させ、極めて高い静音性を実現。ステルス作戦において比類なき性能を誇る。


○ H&K MP5A3(ランクA / 攻撃力25[3]/ 装弾数30 / AP84)

数十年にわたりSMGの頂点に君臨してきた名銃。ローラーディレイドブローバック方式による卓越した精度と低い反動が最大の特徴で、中距離でも有効な射撃が可能。A3モデルは伸縮式ストックを備えている。


○ SIG Sauer MPX(ランクA / 攻撃力26[3]/ 装弾数30 / AP86)

AR-15と同様のガス圧作動方式を採用し、SMGの近代化を推し進めた一挺。ARライクな操作性と高い信頼性を両立しており、毎分850発というバランスの取れた連射速度を持つ。


○ B&T APC9 PRO(ランクA / 攻撃力27[3]/ 装弾数30 / AP87)

2010年代に登場したスイス製の高品質なSMG。毎分1080発という高い連射速度と優れた操作性を兼ね備え、近接戦闘で高いパフォーマンスを発揮する。


○ H&K UMP45(ランクA / 攻撃力30[4]/ 装弾数25 / AP80)

MP5の後継として、より安価でシンプルな構造を目指して開発されたSMG。.45 ACP弾を使用しながら毎分600発という低い連射速度により高い制御性を実現している。


○ KRISS Vector(ランクS / 攻撃力29[4]/ 装弾数30 / AP88)

反動を下方へ逃がす独自の「スーパーV」システムにより、.45 ACP弾を毎分1200発という驚異的なレートで発射可能にした革新的なSMG。近接戦闘における制圧力は圧倒的である。


○ LWRC SMG-45(ランクS / 攻撃力31[4]/ 装弾数25 / AP86)

遅延ブローバック方式を採用したハイエンドな.45口径SMG。.45 ACP弾のパワーと優れた制御性を両立しており、毎分800発前後の連射速度を持つ。


○ H&K UMP-X Gen.2(ランクS / 攻撃力32[5]/ 装弾数25 / AP82)

H&K社の傑作SMG、UMPシリーズの最終発展型として知られるモデル。新開発の10mm G-Core Pistol弾に最適化されており、従来の.45ACP弾モデルを上回るストッピングパワーと、低い反動による制御性を両立している。



◎アサルトライフル[AR]

○ StG 44(ランクD / 攻撃力38[10]/ 装弾数30 / AP45)

世界最初のアサルトライフル。第二次大戦時の兵器だが、現代の紛争でも使用が確認されている。7.92x33mmクルツ弾という中間弾薬を使用する。


○ AK-74M(ランクC / 攻撃力34[8]/ 装弾数30 / AP55)

AK-74の近代化モデル。小口径高速弾である5.45x39mm弾を使用し、AKMより反動が少なく、命中精度が向上している。折りたたみ式の樹脂製ストックを標準装備する。


○ M16A4(ランクC / 攻撃力35[8]/ 装弾数30 / AP57)

M16A2の改良型で、キャリングハンドルが着脱式になり、レシーバー上部にピカティニーレールを標準装備したモデル。これにより光学照準器の搭載が容易になった。3点バースト射撃可能。


○ IMI Galil AR(ランクC / 攻撃力36[8]/ 装弾数35 / AP58)

イスラエルで開発されたアサルトライフル。過酷な砂漠環境での信頼性を重視し、AK-47の作動機構を参考に5.56x45mm弾仕様で設計された。


○ AKM(ランクC / 攻撃力42[13]/ 装弾数30 / AP55)

AK-47の改良型であり、レシーバーをプレス加工にすることで生産性を向上させたモデル。7.62x39mm弾を使用し、AK-47同様の信頼性と威力を誇る。世界で最も広く普及したアサルトライフルの一つ。


○ AK-103(ランクC / 攻撃力42[13]/ 装弾数30 / AP60)

AK-74Mをベースに、弾薬を伝統的な7.62x39mmに戻したモデル。AKMの威力を持ちながら、樹脂製パーツの採用による軽量化や折りたたみストックなど、現代的な改良が施されている。


○ Steyr AUG A3(ランクC / 攻撃力35[8]/ 装弾数42 / AP65)

1970年代に開発されたブルパップ式ライフルの近代化モデル。A3では標準装備のスコープに加えてピカティニーレールが追加され、拡張性が向上した。


○ IWI Tavor TAR-21(ランクB / 攻撃力35[8]/ 装弾数30 / AP68)

イスラエル国防軍の主力小銃。ブルパップ方式により全長を短く抑えつつ、長い銃身を確保しているため、近接戦闘から中距離まで対応可能。


○ H&K G36(ランクB / 攻撃力36[8]/ 装弾数30 / AP67)

1990年代にドイツ連邦軍に採用されたアサルトライフル。強化プラスチックを多用し、軽量化を実現。キャリングハンドルと一体化した光学照準器が特徴的。


○ SIG SG 550(ランクB / 攻撃力36[10]/ 装弾数30 / AP73)

スイス軍の制式採用ライフル。極めて高い工作精度を誇り、命中精度と信頼性で世界最高峰と評価される。半透明のマガジンを連結できる特徴を持つ。


○ FN SCAR-L(ランクB / 攻撃力36[10]/ 装弾数30 / AP70)

米特殊作戦軍(SOCOM)の要求に応じて開発されたモジュラーアサルトライフル。5.56x45mm弾を使用するLモデルは、高い信頼性と操作性、拡張性を誇る。


○ CZ BREN 2(ランクB / 攻撃力43[13]/ 装弾数30 / AP72)

チェコで開発されたモジュラーアサルトライフル。軽量化とAR-15に近い操作性を実現しており、口径やバレル長を容易に変更できる。7.62x39mmモデルはAKのパワーと現代的な操作性を両立する。


○ AK Alfa(ランクB / 攻撃力43[13]/ 装弾数30 / AP71)

イスラエルの専門家チームがAKプラットフォームを徹底的に近代化したモデル。人間工学に基づいたデザイン、完全なアンビ操作性、高い拡張性を備え、AKの信頼性と現代ライフルの操作性を融合させている。


○ Robinson Armament XCR-M(ランクB / 攻撃力74[26]/ 装弾数20 / AP75)

複数の口径に容易に換装できるモジュラー性を特徴とするライフル。Mモデルは7.62x51mm弾を使用するバトルライフル。


○ Beretta ARX-200(ランクB / 攻撃力74[26]/ 装弾数20 / AP75)

ARX-160をベースに開発された7.62x51mm口径のバトルライフル。イタリア軍の要求に基づき、より長射程での戦闘に対応できるよう設計されている。


○ H&K HK416(ランクA / 攻撃力37[10]/ 装弾数30 / AP79)

M4カービンの弱点であった作動信頼性を向上させるため、H&K社が開発したAR-15プラットフォームのライフル。悪環境や汚れに強く、特殊部隊で広く採用されている。


○ Daniel Defense DDM4 V7(ランクA / 攻撃力37[10]/ 装弾数30 / AP77)

高品質なAR-15クローンで知られるDaniel Defense社の主力モデル。コールドハンマーフォージド製法による高精度なバレルと、M-LOKレールハンドガードを特徴とする。


○ KAC SR-15(ランクA / 攻撃力38[10]/ 装弾数30 / AP80)

Knight's Armament社が2000年代に製造したハイエンドなAR-15。独自のボルトやガスシステムなど、各部に改良が加えられており、極めて高い耐久性とスムーズな作動性を誇る。


○ Kalashnikov AK-2047(ランクA / 攻撃力55[23]/ 装弾数30 / AP75)

AKシリーズの究極の信頼性を受け継ぐ末裔。電子機器を完全に排し、チタン部品とポリマーで近代化。FCSは搭載しないが、EMP環境下で確実に作動するアナログの切り札。


○ FN SCAR-H(ランクA / 攻撃力75[32]/ 装弾数20 / AP83)

SCAR-Lの口径を7.62x51mmに拡大したHモデル。威力と射程が大幅に向上しており、バトルライフルとして分類される。


○ Desert Tech MDRx(ランクA / 攻撃力76[32]/ 装弾数20 / AP83)

前方排莢機構を持つユニークなブルパップライフル。これにより、射手の利き腕を選ばずに射撃が可能。複数の口径にコンバージョンできるモジュラー性も特徴的。


○ H&K HK417(ランクA / 攻撃力78[32]/ 装弾数20 / AP85)

HK416の7.62x51mm口径版。バトルライフルとして、また高精度な選抜射手ライフル(DMR)として運用される。


○ SIG MCX SPEAR(ランクS / 攻撃力80[35]/ 装弾数20 / AP90)

2020年代に米軍の次世代分隊火器として採用された、歴史に名を刻む傑作ライフル。画期的な高圧弾薬「.277 Fury」を使用し、当時のボディアーマーを容易に貫通する能力は、小銃の歴史における一つの転換点となった。


○ FN SCAR-H Mk3(ランクS / 攻撃力90[40]/ 装弾数25 / AP98)

伝説的なSCARプラットフォームの進化形。7.62mm CTA弾を使用するバトルライフルであり、DMRやLMGへの転換も容易な究極のモジュラー兵器。


○ MCX-Prometheus(ランクS / 攻撃力85[38]/ 装弾数25 / AP105)

米軍のM7ライフルの第3世代にあたる、2050年代の最新鋭アサルトライフル。強力な6.8mm Gen-III弾を使用し、EMP硬化された統合型射撃統制システム(FCS)と低背圧サプレッサーを標準装備する。



◎ショットガン[SG]

○ Remington 870(ランクD / 攻撃力140[20]/ 装弾数7 / AP48)

世界で最も普及しているポンプアクションショットガンの一つ。その信頼性の高さと豊富なバリエーションから、軍や警察、民間と幅広く使用されている。至近距離では絶大な威力を発揮するが、距離が開くとダメージは劇的に減少する。


○ ウィンチェスター M1887(ランクD / 攻撃力135[20]/ 装弾数5 / AP42)

19世紀末に設計されたレバーアクション式ショットガン。2050年の戦場では骨董品だが、その象徴的なデザインと単純な構造から一部の愛好家に人気がある。ソードオフタイプを選ぶと、スピンコックという独特のリロード方法ができるようになる。


○ Kel-Tec KSG(ランクC / 攻撃力142[20]/ 装弾数14 / AP60)

2本のチューブマガジンを持つブルパップ式のユニークなポンプアクションショットガン。合計14+1発という圧倒的な装弾数が最大の特徴だが、マガジンの切り替えは手動で行う必要がある。


○ Mossberg 590A1(ランクC / 攻撃力145[22]/ 装弾数8 / AP62)

米軍のミルスペック規格をクリアした唯一のポンプアクションショットガン。極めて高い耐久性と信頼性を誇り、過酷な環境下での運用を前提に設計されている。


○ Saiga-12(ランクB / 攻撃力130[20]/ 装弾数10 / AP75)

ロシアのAK-47をベースに開発されたセミオートマチックショットガン。チューブマガジンではなくボックスマガジンを使用するため、リロードが非常に速いという戦術的優位性を持つ。


○ Franchi SPAS-12(ランクB / 攻撃力138[22]/ 装弾数8 / AP70)

ポンプアクションとセミオートマチックを切り替えられるデュアルモード機構が特徴のコンバットショットガン。その象徴的な外観と汎用性から、多くの映画やゲームにも登場する。


○ Benelli M4(ランクA / 攻撃力135[22]/ 装弾数7 / AP85)

米海兵隊をはじめ、世界中の軍・特殊部隊で採用されている高信頼性のセミオートマチックショットガン。独自の自動調整ガス圧作動システムにより、様々な種類の弾薬を確実に作動させる。


○ Beretta 1301 Tactical(ランクA / 攻撃力136[22]/ 装弾数7 / AP86)

Beretta社が2010年代に開発したセミオートショットガン。独自のB-LINKガスシステムにより速射性に優れている。


○ MPS AA-12(ランクS / 攻撃力125[18]/ 装弾数20 / AP98)

毎分約300発の連射が可能なフルオートマチックのコンバットショットガン。独自のガスシステムとリコイルスプリングにより、12ゲージ弾の反動を劇的に軽減し、フルオート射撃時の制御を容易にしている。圧倒的な制圧力を持つパワーウェポン。


○ FN SLG-25(ランクS / 攻撃力145[24]/ 装弾数12 / AP105)

プログラム可能なスマートシェルに最適化されたセミオートショットガン。EMP硬化されたFCSと連動し、エアバースト弾の起爆点を自動設定することで、遮蔽物の背後の敵を無力化する。



◎スナイパーライフル[SR]

○ リー・エンフィールド No.4(ランクD / 攻撃力92[25]/ 装弾数10 / AP55)

第二次大戦期のボルトアクションライフル。10発という装弾数の多さとスムーズなボルト操作による速射性で知られ、旧式ながら基本性能は高い。


○ モシン・ナガン M91/30(ランクD / 攻撃力95[28]/ 装弾数5 / AP58)

第二次大戦期のボルトアクションライフル。頑丈さと威力、膨大な生産数から、現代の紛争でも見かけることがある。


○ レミントン M700(ランクC / 攻撃力90[25]/ 装弾数5 / AP65)

民間の狩猟・競技用ライフルとして絶大な人気を誇り、その高い精度から米軍のM24 SWSなど多くの軍や警察用狙撃銃のベースとなった。


○ SVD ドラグノフ(ランクB / 攻撃力85[38]/ 装弾数10 / AP78)

ソビエトのセミオートマチックマークスマンライフル。7.62x54mmR弾を使用。アサルトライフルとスナイパーライフルの中間に位置する銃で、ボルトアクションライフルよりも連射速度は速いが、一発あたりのダメージは低い。一撃必殺の狙撃よりも、味方の突撃を支援するための火器である。


○ M24 SWS(ランクB / 攻撃力100[35]/ 装弾数5 / AP80)

レミントンM700をベースに米陸軍が制式採用したボルトアクションのスナイパーライフル。7.62x51mm NATO弾を使用し、安定した精度と信頼性で長年運用された。


○ KAC M110 SASS(ランクA / 攻撃力88[42]/ 装弾数20 / AP85)

AR-10をベースとした米軍のセミオート狙撃銃。7.62x51mm弾を20連マガジンで運用でき、高い連射性とARプラットフォーム由来の拡張性・操作性を両立している。


○ Accuracy International L96A1(ランクA / 攻撃力110[38]/ 装弾数10 / AP88)

イギリスで開発され、世界中の軍や警察で採用されている高精度ボルトアクションライフル。7.62x51mm弾を使用し、過酷な環境でも確実に作動する信頼性を持つ。


○ ブレイザー R93 Tactical(ランクA / 攻撃力115[38]/ 装弾数5 / AP90)

ボルトハンドルを前後に直線的に操作するストレートプル方式を採用したドイツ製スナイパーライフル。これにより、従来の回転式ボルトアクションよりも遥かに速い連射が可能となっている。


○ オーシス T-5000(ランクA / 攻撃力145[55]/ 装弾数5 / AP92)

ロシアのORSIS社が2010年代に開発した高精度ボルトアクションライフル。.338ラプア・マグナム弾を使用し、1,500mを超える長距離での精密射撃に特化している。


○ KAC M110-E3(ランクA / 攻撃力105[36]/ 装弾数20 / AP115)

2040年代に登場したセミオート式のマークスマン・ライフル。プログラム可能な6.8mmエアバースト弾を使用し、1200m先の複数の目標を迅速に無力化する能力を持つ。


○ ワルサー WA2000(ランクA / 攻撃力140[50]/ 装弾数6 / AP95)

1980年代に警察の対テロ特殊部隊向けに設計されたブルパップ式のセミオートスナイパーライフル。.300ウィンチェスターマグナム弾を使用し、高い精度を誇る。生産数が極めて少なく非常に高価なため、コレクターズアイテム的な武器でもある。


○ Accuracy International AWM(ランクS / 攻撃力150[73]/ 装弾数5 / AP96)

.338ラプア・マグナムのような強力なマグナム弾を使用する高精度ボルトアクションスナイパーライフル。その強力な破壊力はあらゆる距離で敵の一撃必殺を可能にし、中程度の遮蔽物を貫通する能力を持つ。


○ マクミラン Tac-338(ランクS / 攻撃力155[75]/ 装弾数5 / AP97)

米海軍特殊部隊SEALsでの採用実績で知られるボルトアクションライフル。.338ラプア・マグナム弾を使用。長距離での対人狙撃に特化している。


○ サコー TRG-42(ランクS / 攻撃力158[75]/ 装弾数5 / AP98)

フィンランドのSako社が製造する高精度ライフル。.338ラプア・マグナム弾仕様は、極寒地でも確実に作動する信頼性と人間工学に基づいた設計で評価が高い。


○ バレット MRAD(ランクS / 攻撃力160[80]/ 装弾数10 / AP99)

口径変更が可能なモジュラー式ライフル。米軍の精密狙撃銃としても採用されており、.338ラプア・マグナム弾仕様は高い汎用性を誇る。


○ サコー TRG M10(ランクS / 攻撃力162[80]/ 装弾数7 / AP100)

TRG-42をベースに開発されたマルチキャリバーライフル。工具なしで口径変更が可能で、.338ラプア・マグナム弾仕様は高い汎用性を持つ。


○ Accuracy International AXMC(ランクS / 攻撃力165[85]/ 装弾数10 / AP102)

AWシリーズの最終進化形と評される、マルチキャリバーライフルの傑作。容易な口径変更が可能なモジュラー性と高い拡張性を兼ね備え、2020年代初頭における最先端の狙撃銃として名を馳せた。.338ラプア・マグナム弾仕様。


○ Barrett MRAD-X(ランクS / 攻撃力180[92]/ 装弾数10 / AP125)

2030年代に米軍のMK22をベースに開発された、モジュラー式超長距離(ELR)ライフル。新開発の.350バレット弾を使用し、2000mを超える精密射撃を可能にする。



◎対物ライフル[AMR]

○ Barrett M82A1(ランクA / 攻撃力190[170]/ 装弾数10 / AP115)

巨大な.50 BMG弾を発射するセミオートマチック対物ライフル。軽車両、装備品、爆発物などを破壊するために設計されている。


○ マクミラン Tac-50(ランクA / 攻撃力192[175]/ 装弾数5 / AP118)

カナダ軍で制式採用されている.50口径のボルトアクションライフル。2017年にカナダ軍の狙撃兵が3,540mの狙撃を成功させたことで知られ、その驚異的な長距離精度を証明した。


○ Barrett M95(ランクA / 攻撃力195[180]/ 装弾数5 / AP120)

ボルトアクション、ブルパップ式.50 BMGライフル。M82よりも軽量かつコンパクトだが、連射速度は遥かに遅い。セミオート能力と引き換えに、M82A1よりもハンドリングと機動性にわずかに優れている。


○ Accuracy International AX50(ランクA / 攻撃力196[180]/ 装弾数10 / AP122)

評価の高いAW50をベースに、2020年代初頭のAXシリーズの設計思想を取り入れたモデル。.50 BMG弾を使用し、過酷な軍事環境下での運用を前提とした高い信頼性と耐久性、そしてモジュール性を誇る。


○ デザートテック HTI(ランクA / 攻撃力198[185]/ 装弾数5 / AP125)

ブルパップ方式を採用することで、.50 BMGクラスの対物ライフルとしては非常にコンパクトかつ軽量な設計を実現している。バレル交換により複数の大口径弾に対応可能となっている。


○ PGM へカートII(ランクS / 攻撃力200[190]/ 装弾数7 / AP128)

フランス軍が制式採用する.50 BMG対物ライフル。高い精度と信頼性を持ち、対物破壊だけでなく長距離の対人狙撃にも使用される。


○ デネル NTW-20(ランクS / 攻撃力220[265]/ 装弾数3 / AP135)

南アフリカで開発された20mm機関砲弾を使用するボルトアクション式対物ライフル。20x82mm弾または、より強力な20x110mmイスパノ弾も使用可能。その大口径ゆえに、軽車両や航空機、建造物に対しても絶大な破壊力を発揮する。


○ アンツィオ 20mm Vulcan AMR(ランクS / 攻撃力250[340]/ 装弾数3 / AP142)

M61ヴァルカン機関砲などで使用される20x102mm弾を使用する米国製のボルトアクションライフル。.50 BMG弾の約4倍の運動エネルギーを持つ超大口径ライフル。


○ Steyr IWS 2050(ランクS / 攻撃力260[375]/ 装弾数5 / AP153)

伝説的なIWS 2000の設計思想を2040年代の技術で再構築したモデル。戦車の主砲弾と同じ、装弾筒付翼安定徹甲弾(APFSDS)を発射し、旧世代の主力戦車すら正面から貫通しうる。サイコトルーパーズで選択可能な武器の中で最高の単発威力を誇る究極の対物兵器である。



◎グレネードランチャー[GR]

○ M79(ランクC / 攻撃力100[100]/ 装弾数1 / AP55)

ベトナム戦争を象徴する単発・中折れ式の40mmグレネードランチャー。「サンパー」や「ブルーパー」の愛称で知られる。構造が単純で信頼性は高いが、後に銃器の下部に取り付けるアンダーバレル型や連発式が主流となったため、単体での使用は少なくなった。


○ H&K HK69A1(ランクC / 攻撃力105[105]/ 装弾数1 / AP58)

ドイツが開発した単発式のグレネードランチャー。M79と同様のコンセプトだが、より近代的な設計思想が取り入れられている。多くの西側諸国の軍や警察で採用され、高い信頼性と精度を持つ。


○ M32 MGL(ランクA / 攻撃力110[110]/ 装弾数6 / AP88)

南アフリカで開発された、リボルバー式の多連装グレネードランチャー。40mm擲弾を6発装填でき、セミオートでの迅速な連射が可能。奇襲や制圧射撃に絶大な効果を発揮するが、一度撃ち切ると再装填に時間がかかる。



◎ロケットランチャー[LR]

○ M72 LAW(ランクC / 攻撃力150[150]/ 装弾数1 / AP50)

ベトナム戦争時代から使用されている軽量な使い捨て式の対戦車ロケットランチャー。66mmのHEAT弾頭を持ち、主に軽装甲車両や陣地攻撃に使用される。


○ RPG-7(ランクC / 攻撃力160[160]/ 装弾数1 / AP65)

世界で最も広く普及している対戦車兵器の一つ。再利用可能なランチャーから、多種多様な弾頭を発射できるのが最大の特徴。標準的なPG-7V対戦車榴弾のほか、タンデムHEAT弾、対人用の破片榴弾、サーモバリック弾などが存在する。


○ AT4(ランクB / 攻撃力170[170]/ 装弾数1 / AP75)

スウェーデンで開発された84mm口径の使い捨て式無反動砲。M72 LAWよりも強力で、HEAT弾、対人・対物両用榴弾、高貫通弾など、様々な弾頭が用意されている。


○ Panzerfaust 3(ランクA / 攻撃力180[180]/ 装弾数1 / AP90)

ドイツ製の高性能な使い捨て式対戦車兵器。開発当時、主力戦車に搭載され始めた爆発反応装甲を無力化するタンデムHEAT弾頭が特徴で、高い装甲貫通能力を誇った。


○ RPG-29(ランクA / 攻撃力185[185]/ 装弾数1 / AP92)

RPG-7をさらに発展させた、再利用可能なロケットランチャー。105mmの大型タンデムHEAT弾頭を使用し、爆発反応装甲を持つ戦車にも有効な打撃を与えることができる。


○ NLAW(ランクS / 攻撃力190[190]/ 装弾数1 / AP98)

イギリスとスウェーデンが共同開発した、2020年代を代表する使い捨て式対戦車ミサイル。予測線誘導方式により、移動目標に対しても高い命中率を誇るとともに戦車の弱点である上面を狙うトップアタックモードと直接攻撃モードを選択可能。


○ FGM-148 Javelin(ランクS / 攻撃力195[195]/ 装弾数1 / AP105)

アメリカが開発した高性能な赤外線画像誘導式の対戦車ミサイル。ファイア・アンド・フォーゲット能力を持ち、発射後はミサイルが自律的に目標を追尾するため、射手はすぐに退避できる。戦車の上面装甲を狙うトップアタックモードが基本。



◎ハンドグレネード

○ M67(ランクC / 攻撃力90[90]/ 装弾数1 / AP22)

西側諸国標準の破片手りゅう弾で信頼性が高い。球形の鋼鉄ボディと内部の刻み目入り破片コイルは、爆発時に均一な大きさの破片を全方位に飛散させるよう精密に設計されている。


○ M24(ランクC / 攻撃力110[110]/ 装弾数1 / AP20)

象徴的な外見から「ポテトマッシャー」として呼ばれる。薄い鋼鉄製の缶に比較的大量のTNTを充填しており、その殺傷能力は破片ではなく爆風そのものに依存する。長い木製の柄は、てこの原理を利用して他の球形手りゅう弾よりも遠くまで投擲することを可能にし、また、坂道や不整地で着弾後に転がり落ちにくいという利点を持つ。


○ DM51(ランクC / 攻撃力95[95]/ 装弾数1 / AP25)

20世紀末の戦術思想の進化を象徴する手りゅう弾。最大の特徴は約6,500個の鋼球を内蔵した破片スリーブを着脱できる点で、スリーブを装着すれば広範囲を制圧する破片手りゅう弾として、取り外せば爆風効果に特化した攻撃手りゅう弾として機能する。


○ MK3A2(ランクC / 攻撃力120[120]/ 装弾数1 / AP22)

アメリカ軍が開発した室内掃討作戦に特化した爆風手りゅう弾である。その本体は金属ではなく繊維や紙でできており、8オンスものTNT爆薬が充填されている。破片による施設への被害を最小限に抑えつつ、バンカーや建物内部の敵に対して最大限の衝撃波効果を与えることを目的としている。


○ L2A2(ランクB / 攻撃力105[105]/ 装弾数1 / AP28)

強力なRDX/TNT混合爆薬を充填した高性能破片手りゅう弾。M67を上回る威力を誇るが、その信管遅延時間は4.4秒と固定されており、M67の4秒から5.5秒という幅に比べて許容範囲が狭い。


○ M84 Stun Grenade(ランクC / 閃光[0]/ 装弾数1 / AP20)

閃光手りゅう弾の基準となるモデルで、170デシベルを超える轟音と100万カンデラ以上の閃光を全方位に放ち、範囲内の敵の視覚と聴覚を一時的に奪う。


○ XFS Mk1 Multi-Burst Stun Grenade(ランクA / 閃光[0]/ 装弾数1 / AP35)

短時間のうちに連続した閃光と爆音を発生させる閃光手りゅう弾。これにより、敵が最初の閃光から顔を背けても、続く爆発によって効果を与えることができる。


○ M18 Colored Smoke(ランクD / 発煙[0]/ 装弾数1 / AP10)

最も基本的な発煙手りゅう弾である。有機染料を燃焼させることで、50秒から90秒間、有色の煙を発生させる。その主目的は、味方への信号伝達や着弾地点のマーキングのため、視覚的な遮蔽効果は限定的である。


○ M34 White Phosphorus(ランクC / 発煙[0]/ 装弾数1 / AP25)

白リンを炸薬で飛散させ、瞬間的に非常に濃密な白色の煙幕を形成する発煙手りゅう弾。


○ M76 IR-Screening Smoke(ランクB / 発煙[0]/ 装弾数1 / AP30)

高性能な発煙手りゅう弾で、可視光線だけではなく、リンなどの特殊な粒子を含んでおり、熱源を探知する赤外線スペクトルをも遮断することができる。


○ M69 Practice Grenade(ランクD / デコイ[0]/ 装弾数1 / AP5)

M67手りゅう弾の投擲訓練にも使用されるデコイ・グレネード。小さな爆発音と一筋の白煙を発生させるだけの無害なものだが、敵の注意をそらしたり、遮蔽物の陰から遁走させるなどの使い方が可能。


○ ZEUS-I EMP Grenade(ランクS / EMP[0]/ 装弾数1 / AP45)

爆発時に強力な電磁パルスを放出し、範囲内の敵性電子機器を一時的に無力化するEMPグレネード。EMPに脆弱な電子戦装備が採用されていないサイコトルーパーズでは活躍の場はほとんどないが、Sランク装備の象徴として登録されている。



◎アタッチメント

○ バヨネット(ランクE / 攻撃力32[0]/ AP25)

いわゆる「銃剣」。アサルトライフルやボルトアクションライフル用のアタッチメント。銃器に装着することで近接攻撃が可能になるが、銃器の方の性能は若干低下(銃器の攻撃力-2)する。また、攻撃力20の刀剣として単体でも使用することができる。


○ M203(ランクB / 攻撃力100[100]/ 装弾数1 / AP70)

M16やM4カービンなどのアサルトライフルの銃身下部に取り付けて使用するアンダーバレル・グレネードランチャー。これにより、主兵装を携行したまま、追加の爆発性火力を運用できる。その汎用性の高さから、長年にわたり西側軍隊の標準装備であり続けた。


○ GP-25(ランクB / 攻撃力100[100]/ 装弾数1 / AP70)

ソ連がAK-74などのAKシリーズライフル用に開発したアンダーバレル・グレネードランチャー。弾薬と薬莢が一体化した独自のケースレス弾を銃口から装填する方式が特徴。M203の東側版と言える存在で、AKの設計思想に沿った堅牢でシンプルな構造を持つ。


○ H&K M320(ランクA / 攻撃力105[105]/ 装弾数1 / AP82)

M203の後継として開発されたアンダーバレル・グレネードランチャーの傑作。銃身を横に開いて装填する方式のため、M203では対応が難しかった長尺の特殊弾も使用可能。また、ストックを取り付けて単独の武器としても使用できるモジュール性を備えている。


◎弾薬

○拳銃弾[標準](ランクE / 数量20 / AP4)

9mm ルガ―弾、.380 ACP弾など、一般的なピストルや一部SMGで使用。

○拳銃弾[大口径](ランクD / 数量16 / AP6)

.45 ACP弾、10mm オート弾など、威力の高いピストルや一部SMGで使用。

○拳銃弾[マグナム](ランクC / 数量8 / AP8)

.357 マグナム弾、.50 AE弾など、リボルバーや特定の大口径拳銃で使用。

○拳銃弾[高速徹甲](ランクC / 数量20 / AP10)

6.2x25mm高速徹甲弾など、SIG Sauer P420 "Axiom"で使用される独自規格弾。

○拳銃弾[G-Core](ランクB / 数量16 / AP12)

10mm G-Core Pistol弾。グラフェン複合材の弾芯を持つ徹甲弾で、H&K VP12やUMP-X Gen.2などで使用される。

○ライフル弾[小口径](ランクD / 数量30 / AP7)

5.56x45mm弾、5.45x39mm弾など、標準的なアサルトライフルで使用。

○ライフル弾[中口径](ランクC / 数量30 / AP10)

7.62x39mm弾、7.92x33mm弾など、AKMやStG44などで使用。

○ライフル弾[バトルライフル用](ランクC / 数量20 / AP12)

7.62x51mm弾、7.62x54mmR弾など、バトルライフルや大口径ライフルで使用。

○ライフル弾[高圧規格](ランクA / 数量20 / AP16)

.277 Fury弾など、SIG MCX SPEARのような高規格アサルトライフル用の弾薬。

○ライフル弾[Gen-III](ランクA / 数量25 / AP18)

6.8mm Gen-III弾。MCX-Prometheusなどの2050年代主力アサルトライフルで使用される高圧規格のハイブリッド薬莢弾。

○ライフル弾[CTA](ランクA / 数量25 / AP20)

7.62mm CTA弾。FN SCAR-H Mk3などで使用されるケースド・テレスコープ弾薬。

○ライフル弾[マグナム](ランクB / 数量8 / AP20)

.338 Lapua弾、.300 Win Mag弾など、長距離狙撃に特化した弾薬。

○ライフル弾[ELR](ランクS / 数量8 / AP40)

.350バレット弾など、Barrett MRAD-Xで使用される超長距離狙撃(Extreme Long Range)用の特殊弾薬。

○対物ライフル弾(ランクA / 数量6 / AP28)

.50 BMG弾、20mm弾など、対物ライフル専用の規格外弾薬。

○対物ライフル弾[APFSDS](ランクS / 数量5 / AP65)

15.2mm APFSDS弾など、Steyr IWS 2050で使用される装弾筒付翼安定徹甲弾。

○ショットシェル(ランクD / 数量10 / AP10)

12ゲージのショットガンで使用。バックショットやスラッグ弾を含む。

○ショットシェル[スマート](ランクA / 数量8 / AP35)

12ゲージのスマートシェル。FN SLG-25専用のプログラム可能な空中炸裂弾。

○グレネード弾(ランクC / 数量1 / AP22)

40mmグレネードランチャー用の弾薬。

○ロケット弾(ランクC / 数量1 / AP45)

再利用可能なロケットランチャー用の弾薬。

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パルナッソスの戦乙女 設定集 蒲公英薫 @kaoru_tanpopo

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