小杉なんぎんの短編小説【走る寿司職人】
小杉なんぎん
第1話
友人と二人駅へ向かって歩いていたら、目の前を、調理帽を被り白衣を着た寿司職人のような人が寿司を握りながら駆け抜けて行った。
「あれは、一体、何だ?」
私がそう言うと、友人がこう言う。
「あの、寿司握りながら走る、あれか、あれ、なんだか最近、流行ってるらしいよ」
「へえ―っ、あんなのが流行ってるのか」
「そのうち、オリンピック種目にでもなるんじゃないの」
小杉なんぎんの短編小説【走る寿司職人】 小杉なんぎん @nangin-27-27
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