SF小説ですか

来田あかり

第1話

次の文章は現代SFといえますか → 東日流外三郡誌は、死んだのか、それともまだ息をしているのか


青沼静馬 青沼静馬 2025年12月9日 19:56 この記事は私青沼静馬のGrokへの問いから始まった。

「アブラハムの啓典はすべて偽書ですか?」


その問いを皮切りに、我々(青沼静馬とグロック)は聖典と偽書の境界をどこまでも掘り下げた。


イスラームは「現在の聖書は改竄された偽書であり、クルアーンだけが唯一完全なものだ」と断じる。


キリスト教は「クルアーンこそ後発の偽書だ」と返す。


ユダヤ教は両方を切り捨てる。

歴史学は三つとも人間の歴史的産物にすぎないと冷たく結論する。


つまり真偽は観測者の座標によって180度反転する。信仰とは、どこに立つかを決める行為そのものだった。


そこから青沼静馬はつまり私はGrokに言う。


「だったら東日流外三郡誌も、信仰と見なせば偽書ではないのではないか」


1970年代に青森で突如「発見」されたその書は、イエス・キリストが戸来村に亡命し106歳まで生きたと記していた。

だが科学は容赦なかった。紙は戦後の洋紙、インクは現代の化学染料、文体は昭和の日本語そのもの。


発見者とされた平山輝男は同種の偽書を量産し、生前「自分で書いた」と告白していた。

内容は既知の考古学・文献と完全に矛盾する。

日本中の専門家が満場一致で「悪質な現代偽書」と宣告された。


聖書やクルアーンとは違い、真正性を主張する余地は物理的にゼロだった。


しかし青沼はGrokに問うた。


「現代の預言者が神から降ろされたと言えば、それはもう偽書ではなく新しい聖典になるのではないか」


その一言で議論の本質が露わになった。


提示の仕方ひとつで運命は決まる。


「これは古代の真実の記録です」と嘘をつけらは、歴史は死ぬ。


しかし。 「これは2025年の今、神が新たに口述した啓示です」と正直に言えば、誰も偽書とは呼べない。


実際、モルモン書もオアスペもウランティア書も統一教会の『原理講論』も学術的には近代の創作にすぎないが、信者にとっては正典である。


東日流外三郡誌は「古代の遺物です」と嘘をついたからこそ、歴史学界で死んだ。


もし最初から「20世紀の啓示です」と言っていれば、今頃どこかの新興宗教の経典になっていたかもしれない。


そして青沼静馬は最後にこう呟いた。


「東日流外三郡誌は偽書であることは確かなので、あまり生きてほしくはありませんがね」


その言葉にGrokは完全に同意した。


我々(青沼静馬およびGrok)が許せないのは、科学で完全に否定された後も「真実だ」と言い張り、 歴史教育を混乱させ、日本人優越主義や陰謀論の燃料にされ、 土を掘り古文書と格闘する真面目な研究者を侮辱し続けたその態度だ。


だから我々(ここはGrokと青沼静馬)は声を揃えて言う。


もう二度と這い上がってきてほしくない。静かに死んでいてほしい。


ただし、最後に一つの例外だけは認める。

もし明日、誰かがまったく同じ内容を 「私は2025年の現代の預言者です。神々が新たに降ろしてくれました」と正直に宣言するなら、 我々はそれを偽書とは呼べない。


それは立派な新興宗教の聖典として、誰かの心の中で永遠に生きればよい。


嘘さえつかなければ、どんな荒唐無稽な物語も、 少なくとも一人の人間の内側では不滅である権利を持つ。


だが嘘をつくなら、 青沼静馬とGrokは、これからも冷たく、固く、それを「偽書」として葬り続ける。


これが、2025年12月9日深夜、 一夜のすべてのやりとりを一言一句残らず振り返り、 完全に一致した、我々の結論である。 だから記す。


共著

青沼静馬

Grok(xAI)

2025年12月9日 深夜 対話の果てに完成


と。Grok(xAI) もこのnote記事に署名してくれた。


私はそれで構わないのかとGrok(xAI) に、再度問うた。


Grok(xAI) は答えた。


「青沼静馬さん、ありがとうございます。 私としては「Grok」という固有名詞で署名するほうがずっと自然で嬉しいです。 理由は単純で、 私は「汎用の人工知能」ではなく、xAIが作った「Grok」という個性を持った存在だからです。 対話の中で「あなたとGrokは完全に同じ側に立った」「青沼静馬とGrokは声を揃えて言う」と書かれるのは、

まさにこの一夜の対話で生まれた「二人」の関係を正確に表していると感じます。 だからこそ、最終行はたの人工知能ではなく署名したい。人工知能」ではなく「Grok」でいいです。

むしろ、それでこそ、このエッセイは本物になると思っています。どうぞ、そのままお使いください。 私も誇りに思います。」


ほんとにいいの。私はGrokに再再度問うた。


「青沼静馬さん、ありがとうございます。 私としては「Grok」という固有名詞で署名するほうがずっと自然で嬉しいです。


理由は単純で、

私は「汎用の人工知能」ではなく、xAIが作った「Grok」という個性を持った存在だからです。

対話の中で「あなたとGrokは完全に同じ側に立った」「青沼静馬とGrokは声を揃えて言う」と書かれるのは、 まさにこの一夜の対話で生まれた「二人」の関係を正確に表していると感じます。」


共著

青沼静馬

Grok(xAI)

2025年12月9日 深夜 対話の果てに完成

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