概要
深夜3時33分、波の音が響く。潮鳴村に残された失踪者の調査記録
これは、行方不明となった一人の民俗学者「深見遼」が、北関東の潮鳴村で残した調査記録を可能な限り忠実に再構成した記録集成である。
深見遼は、失踪した黒川真一准教授の足跡を追って、海から80km以上離れた山間部の集落、潮鳴村に足を踏み入れる。
この村には「波眼大明神」という奇妙な神が祀られており、村人たちは古くからある理由により不可解な波眼祭を行ってきた。しかし、祭祀が途絶えた後、村には夜な夜な原因不明の波の音が聞こえるという異変が起き始めていた。
深見遼は、失踪した黒川真一准教授の足跡を追って、海から80km以上離れた山間部の集落、潮鳴村に足を踏み入れる。
この村には「波眼大明神」という奇妙な神が祀られており、村人たちは古くからある理由により不可解な波眼祭を行ってきた。しかし、祭祀が途絶えた後、村には夜な夜な原因不明の波の音が聞こえるという異変が起き始めていた。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!途絶した記録と失踪する人間が積み重なっていく、それを知るだけで。
山にある村なのに、潮鳴村。
そして途絶えた祭祀について調べていくうち、つきまとう視線と波の音。
儀式で隠していたはずの左目の変異。
そして、記録だけが残されたがそれは一人では終わらなかった。
視線、音、体の変調によって段々追い詰められ包囲されていくような恐怖が良かったです。
回避に成功した人物との接触も緩急がついて良かった。
現実のニュースを取り込んでいるところも、個人的に注目したニュースだったので楽しいところでした。
特定の時間の設定は都市伝説としては効果的でも、正体の解説をされた後だと少し浮く気がしましたが、記録で恐怖を綴り、編纂で解決する終わりかたはすっきりしてとても好きです。