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【地元最高！】【みんな、ボドになった。】2025/11/30週の漫画感想（６冊）

2025/11/30

・みんな、ボドになった。 （1） (コミックNOAN) Kindle版

　唐草ミチル (著), 夏目晶 (その他), peep (その他)

　因習村ホラー。母親から懇願され、まつりに参加するために村に戻ってきた沙織。村のことは嫌いなのだが、妹のことが気にかかり帰郷する。不気味なお面を被り行われる奇祭。なにか恐ろしい秘密がある様子。１巻はセッティングで、不安感や恐怖感を煽り立てつつ、「村」や「家」にまつわる因習が明らかにしていく。

・落とし堕とされ推し押され　１～2 (ドラゴンコミックスエイジ) Kindle版

　神反ヲ鬚 (著), くじら (その他)

　彼女持ちの主人公が、〝推し〟の対象である人気アイドルから浮気することを求められ、倫理観の中で葛藤するという物語。逆NTRというジャンルらしい。全２巻で完結で、いかにも漫画らしい決着がついた。ポルノと隣り合わせな作風だが、浮気シーンにはサスペンス感があり、面白かった。

2025/12/01

・地元最高！（１） 彩図社 Kindle版

　usagi (著)

　かわいい絵柄に過激な作風。「ちびまる子ちゃん」の極悪バージョンといえば通りがいい。「シャネルちゃん」と「ちひろちゃん」は、地元で半グレにこき使われている。教育の機会が奪われた女の子たちなので、自分がどれだけ搾取されているのかわかっていない。そのため、いつでもハッピーな精神状態でいられるというブラックコメディだ。『泥棒市』や『大麻栽培』などグレーなネタを扱っている。

2025/12/03

・地元最高！（２） 彩図社 Kindle版

　usagi (著)

　バルーンという合法ドラッグをめぐるストーリー。過激さ、ネタのギリギリさは２巻も健在。ちひろちゃんの命が危ぶまれるお話でした。紅麗亞さんとしづかさんの百合（！？）もあり？　こはるさんの酒にまつわるエピソードはどれも面白い。こはるさんの中途半端にヒビの入ったコップがいやにリアル。草下シンヤ氏の考察にも面白い。

・ささやくように恋を唄う(1) (百合姫コミックス)

　竹嶋 えく (著)

　無邪気系女子とクール系女子の百合ラブコメ。無邪気なかわいさと人懐っこさで翻弄する木野ひまりと、クールで頼られるような先輩になろうと頑張る朝凪依のギャップが楽しい一巻。最後には驚きの展開も。