人伽羅

水杜まさき

人伽羅

 平安時代後期の京の都。


 この時期になると、右京――京の西側は打ち捨てられていた。もはや人が住むところではない。

 北部は街道が維持されたが、南部は荒れるがままにされた。もっとも、この辺りは河川の氾濫が頻発する湿地帯であるので、仕方がないとも言える。

 特に西の端、西京極大路にしきょうごくおおじ木辻大路きつじおおじあたりは「大路」とは名ばかりの荒廃ぶりだった。この辺りはいわゆる「風葬地」として利用され、人の死体が打ち捨てられた。

 もはや「都」としての栄華は感じられない。


 一方、貴族たちの居所は左京――京の東側にあった。

 この時代には「末法思想」が広がっていた。すなわち、釈迦の教えが衰えて仏法が正しく行われなくなる時代がやってくる、という考えである。

 この不安感から、貴族たちは精神的な安らぎを求めるようになっていた。庭園や和歌や絵巻物、そして「香」をたしなむ文化がこの時期に発展した。


 そんな時代の話である。



 ◇  ◇  ◇



 夜の帳が京の都を覆う。

 季節は晩秋。冷たい夜風が辻を吹き抜ける。


 その屋敷は都の北東、西洞院二条にしのとういんにじょうにあった。かつて栄華を誇った貴族の邸宅だ。

 今は人影もまばらで、庭の池には枯れ葉が積もり、灯篭の火も消えている。


 下女は控えの間で、主人から声が掛かるのを待っていた。

 彼女の主人は寝所に赴き、御許おもと――愛人と夜を共にしていた。

 伽が済めば彼女に声が掛かり、寝所や着衣を整え、香炉を片付ける。そのような手筈となっていた。


 だが、いつまで待っても声は掛からない。下女は次第に不審に思い始める。

 上り始めた満月が天頂に至るまで待った。「さすがにこれはおかしい」と感じた彼女は、寝所へと向かった。


「失礼致します、主様」


 静かに声を掛けるが反応がない。

 「寝てしまったのだろうか」と思った彼女は、伽の片づけをするために、そっと襖を開いた。


 すると――


「……これは一体……!?」


 彼女の目に映ったのは、血だまりだった。

 それは御簾みすの向こうから流れて、白檀びゃくだんの床を赤く濡らしている。


 ただならぬ事態だと感じた下女は、恐る恐る御簾に近づき、それをそっと上げた。


 そこには御許が横たわっていた。

 首は、まるで獣に噛み千切られたように割け、白衣びゃくえが赤く濡れている。

 その傍らには、口を血で濡らした男――屋敷の主人が、虚ろな目で息絶えていた。


 慌てた下女は着物のたもとで鼻を覆い、板戸を開いて外に駆けだした。

 そして、門の外に出て震える声で叫んだ。


「け、検非違使けびいしを……検非違使を呼んでくだされ!」

 

 開け放たれた板戸から月明かりが差し込み、赤く染まった主人と御許を照らす。

 辺りには香の匂いが濃く立ち込めていた――


 ◇


 夜明けも近い頃。

 検非違使の一団が屋敷に踏み込んだ。先頭に立つのは左衛門の小尉しょうじょうの位を持つ、六尺ほどの大男。


「拙者は検非違使尉けびいしじょう源清忠みなもとのきよただである。……さて、これは尋常ならざることであるな」


 男は鎧直垂よろいひたたれの袖を揺らし、その下には茜色の狩衣かりぎぬに袴という出で立ち。烏帽子を被り、太刀を携えている。

 この太刀は源家に伝わる霊剣「鬼切丸」。かの源頼光みなもとのよりみつが酒呑童子を討伐した際に用いられた刀である。

 この剣により、清忠は人も怪異も斬り伏せることができる。


 彼は静かに現場を見渡す。


 血の匂いに顔をしかめ、現場に残る亡骸を観察する。

 御許は主人に噛み殺されたと見てよいだろう。だが、解せないのは主人の方だ。

 この屋敷の主人は温厚な性格であったと聞く。そんな彼が女の首に食らいつくという凶行に及ぶだろうか。

 それにこの噛み方も尋常ではない。まるで野獣か――怪異のような……。


 ふと、香炉が目に入った。

 中には黒ずんだ塊――炊き尽くされた香木の残骸。

 清忠は指先でそれをつまみ、鼻に近づける。


「……甘い。だが、苦味がある。それにこれは……肉を燻したような匂い……」


 それは、嗅いだことのない、奇妙な香りだった。


「この香はいつも使われているものか?」

 

 清忠は下女に尋ねた。


「いえ。数日前にご主人様が入手されたものでございます。とある法師様より賜ったとのこと。近頃、都で流行っているもののようで、確か香の銘は……『人伽羅ひときゃら』と……」


「人伽羅……ふむ、面妖な銘だ」


 彼は、その香の匂いが頭から離れなかった。


 ◇


 それから五日後。

 今度は西洞院土御門にしのとういんつちみかどにある屋敷で、同じような事件が起こった。

 妻の元に通って伽を重ねていた男が突然、狂ったように暴れ出し、妻の首に嚙みついたのだ。大声を出して人を呼んだことで大事には至らなかったが、男は今でも錯乱状態にある。

 この屋敷でも、奇妙な香り――”人伽羅”が漂っていた。


 さらに三日後。

 大宮三条おおみやさんじょうにある屋敷で、薫物たきもの合わせ――香を持ち寄って優劣を競う遊びに興じていた男女数人が錯乱状態に陥った。

 彼らは”人伽羅”の香りを聞いてからおかしくなったという。


 清忠は確信した。


「この人伽羅の香りが、人を惑わせているに相違ない。これには幻覚を起こさせる薬が使われているか、あるいは呪詛的な……」

 

 薫物合わせに人伽羅を持ち込んだ男の屋敷の下人に話を聞くと、どうやら「浄覚じょうかく」という僧がこの香を扱っているらしい。

 

 清忠は放免ほうめん――検非違使の下部しもべ達に指示を下し、浄覚の行方を追った。



 ◇  ◇  ◇



 その三日後。

 清忠のもとに放免から、件の僧と思われる人物を発見したとの連絡が入った。

 今は東洞院三条ひがしのとういんさんじょうの貴族の屋敷に招かれているという。


 清忠は屋敷の前の辻に立ち、僧が出てくるのを待った。

 秋の夕暮れともなると肌寒い。風は冷たく通り抜ける。

 

 と、その風に異質な香りが混じる。甘く、苦く、鼻腔を刺すような香り――人伽羅の香りだ。


「……この香り、間違いござらぬ」


 彼の風上、屋敷の門を出たところに一人の僧――浄覚がいた。

 法衣の裾を引きずり、布袋を提げている。

 

 清忠は足音を殺し、僧の後を追った。



 僧は西洞院大路を南へと下り、やがて四条坊門を過ぎる。

 今は夕餉の膳も下がる頃合いだ。四条の町屋からは、良い匂いとともに、かすかな笑い声が漏れていた。

 

 さらに南へ。七条へ近づくと、市の跡が広がる。

 昼間は魚や布が並ぶ市も、今は人影もなく閑散としている。

 

 七条大路を西へ。あたりはすっかり暗くなった。月明かりを頼りに歩く。

 堀川を渡る。橋板が軋み、月影が水面に揺れる。

 橋を渡ると、辻の風が冷たく頬を打った。

 

 やがて木辻七条に辿り着く、

 この辺りは荒廃しており、野原も同然である。

 方々に打ち捨てられた死体が転がっている。

 

 そこに、闇に沈む廃寺があった。

 僧は門を押し開け、闇の中へ消える。

 清忠は刀の柄に手を掛け、静かにその後を追った。



 僧は本堂に入っていった。

 

「後を追うべきか……」


 そう考えていると、僧は本堂から出てきて、隣に建つ僧坊へと入っていった。

 

「今!」


 清忠は静かに本堂へと忍び込んだ。


 ◇


 寺の本堂に足を踏み入れた清忠。


「むっ……。ごほっ、ごほっ」


 そこは強烈な香りに満たされていた。

 彼はたまらず涙ぐんでむせ返る。


 甘い香り、酸っぱい香り、苦い香り、刺激的な香り。さまざまな香りが混ざり合い、濃縮されている。そして、その香りの中に混じるのは――


「血の香りと、肉の香り……」


 その香りのする方に目を向けると――、一体の木乃伊みいらが天井の梁から縄で吊るされていた。

 須弥壇の蝋燭の灯りに怪しく照らされたそれは小さく、恐らくは童のもの。

 その四肢の肉は刃物で削ぎ落とされ、骨が見えている。

 その傍らには、白骨――恐らくは肉を全て剥ぎ取られた木乃伊が幾つか転がっている。


「これは……奇怪な」


 清忠はそれに近づき、検分する。

 かびや埃が積もっていない、まだ新しい木乃伊である。

 そして、その身体からは甘くて苦い香りが――


 その時、柱の陰からか細い声がした。


「……検非違使様、お助け下さい……」


 見れば、痩せこけた童女が、手枷と足枷を嵌められて蹲っている。


「その木乃伊は……私の兄様あにさまでございます」


 ◇


 清忠は童女に掛けられた枷を壊し、自由にした。

 そして、懐から瓢箪を取り出して手渡す。


「水だ。飲むがよい」


 それを口にした童女は、少し落ち着きを取り戻したように見えた。



「……私たち兄弟は、口減らしのために親に売られました。そしてそれをあの法師――浄覚が買ったのでございます」


 か細い、凍えた小鳥の囀りのような声で、童女は語りだした。


「買われた私たち兄弟は、この寺に連れてこられました。そして手枷と足枷を嵌められ、ここでの暮らしが始まりました。……動く自由は許されず、ただ、この塊を食すのみ……」


 そう言って童女が示した先には、赤茶色の塊を載せた皿があった。

 その塊は甘く、苦く、やや刺激的な香りを放っている。


「浄覚が申すには、それは『没薬もつやく』というものに、複数の香を混ぜ込んだものとのこと」

「何!?まことか。それは確か……」


 没薬――それは木乃伊を作る際に、くり抜いた内臓の代わりに詰める香である。

 香りづけの他に、防腐剤の意味合いも持つ。


「私たちが口にできるものはこれだけでございました……。水も最低限にしか頂けません。当然、腹が膨れることはございません。没薬は苦うて……、とても食えたものではございません。しかし、食わねば飢えて死にます。私たちは我慢してそれを食らいました」


 童女の口から発せられる言葉は重く、胸を抉るようなものだった。

 

「没薬を食べても腹は大して膨れません。私たちはとてもひもじい思いで過ごしました。逃げようにも体の力が沸きません。……ある日、浄覚が『頃合いか」と一言呟くと……、兄様への態度が変わりました……」


 童女は涙を滲ませ、唇を噛みしめて語る。


「……兄様に供される水が変わったのでございます。それを口にした兄様は何度もえずいておりました。浄覚が申すには、それは漆を煎じた茶なのだとか」

「なんと!それは毒ではないか」

「……如何にも。……兄様は下痢と嘔吐を繰り返し……、しわしわに干からびて亡くなりました……」


 童女はその光景を思い出したのだろう。

 しばらくの間、無言で下を向き、ただ涙を流していた。


「……そして兄様は縄で括られ……、あのように天井から吊るされました。…… 一月ほど経った頃、浄覚が笑いながら申すのです。『これは良い”香木”が出来た』と……」


 その言葉に、清忠の心臓は跳ねた。

 そして静かに、兄の木乃伊に目を遣った。


「……これが、”香木”だと?馬鹿な。ならば……、ならば、市中に出回っているものは……」


 その時、寺に一人の男が入ってきた。


「おや?衛門の尉様も”人伽羅”に興味がおありですかな?」


 浄覚が、壺を持って立っていた。


 ◇


「衛門の尉様。勝手に香の”素材”の枷を解かれては困りまするな」

「”素材”とな!?これはまだ年端もいかぬ童女ではないか」

「何を仰せられます。これは拙僧が金子かねを払って買ったもの。ならば如何様いかように扱っても文句はございますまい」

御身おんみは何を申しておるのだ。如何なる謂れで、このようなむごいことを……」

「むごい?何を仰せられます。拙僧は”救って”差し上げているのです」


 浄覚は陶酔した面持ちで語る。


「今は末法の世。じきに仏法も絶え果てましょう。そうなれば、私どものような僧は何をもって人々を救えば良いのか。…… 一つには、”即身仏”がありましょうか」


 即身仏――自らの身を仏、つまり木乃伊と化すことで仏法を永遠に伝えるという、究極の信仰行為。

 平安時代後期に末法思想が広まるにつれ、その数も増えていった。


「しかし……、即身仏というのものは、実に醜いとは思いませぬか?干からびた人間の身体が未来永劫残る。こんな醜いことはありませぬ」


 浄覚は、兄の木乃伊の方に歩み寄りながら、話を続ける。


「そんな折、拙僧は”香”に出会いました。あの脳の奥まで溶かすような香り。ああ……。この世の憂いもその瞬間は霧散してしまいます。……拙僧はここに”仏法”を見出したのでございます」


 僧は、木乃伊を手でそっと撫でる。あたかも自分の自信作であるかのように。


「ご存じでしょうか。……木乃伊は焼くと実に良き香りがするのですよ。中には香が詰まってますからな。ならば、”香木として焚く”即身仏があって然るべきだと、拙僧は考えました。即身仏を焚くことで香りが広まっていく。仏法が世に満ちる。斯様かような素晴らしいことは他にありますまい」


 僧は醜い笑みを浮かべた。それは自分の考えに酔いしれている者の顔だった。


 清忠はあたりを見渡す。

 視界に入るのは肉を削がれた木乃伊の残骸、兄の木乃伊の苦痛に歪んだ顔、そして瘦せこけた童女の怯えきった顔――

 清忠は確信した。人伽羅による事件の原因は、彼らの”呪い”だ。


「仏法だと……?狂っておる……。この者たちの顔を見よ。恐怖と怒りに満ちておるではないか。世に満ちるのは仏法ではなく、呪いだ。現に人伽羅の香りを聞いた者の気が触れる事件が起きておる」


 それを聞いた浄覚は、にやりと喜色を浮かべた。


「ほう、それは重畳。やはり人の”想い”は香りとして伝わるのですな。拙僧の考えはやはり正しかったようだ」

「何?」

「これまでの人伽羅は”試作”に過ぎませぬ。あくまでも広めたいのは、”拙僧の仏法”」

「御身は何を言って……」

「末法の世に、もっと……もっとよき香りを……我が仏法を……」


 僧の声は狂気に震えていた。

 

「衛門の尉殿。没薬を食していたのは童たちだけではございませぬ」

「何と?」

「そろそろ頃合いですかな」


 そう言って、浄覚は壺の中の液体を頭から被った。


「これは灯明の油でございます。それでは拙僧も香りとなり、末法の世を仏法で包みましょう」

 

 僧は須弥壇の蝋燭を取って自分に近づけ、火をつけた。

 法衣は瞬く間に燃え上がり、炎が僧の身体を包む。

 そしてその炎は寺の床にも燃え広がり始めた。


 法衣が燃える焦げ臭い匂い――

 それに続いて、肉の焼ける匂いが起こり、僧の身体は焼け落ちる。

 すると、甘くて苦い煙が漂ってきた――”人伽羅”の煙だ。


 やがてそれはもうもうと集まり、塊を作ってその姿を変える。

 十尺ほどの大きさに膨れ上がったそれは――、巨大な入道の姿となった。


「ふむ……。”香り”となるのも良いものですな」

 

 煙の入道が口を開く。


「おのれ浄覚。怪異と成り果てたか!」


 清忠は刀を抜き、煙の入道に相対する。

 

 煙の入道はあたりを見渡すと、童女に目を付けた。


「こちらの香木も丁度よい頃合いですな。焚いておくと致しましょう」

「きゃあっ!」


 童女はその場にうずくまる。

 煙の入道は童女に襲い掛かる。


 ――そこに、剣を抜いた清忠が斬りかかる。

 源頼光が酒呑童子を倒すのに用いた霊剣『鬼切丸』である。

 怪異と言えども、この刀に掛かればひとたまりもない。

 

 だが――、相手が悪かった。

 煙の入道は霧散し、刀は素通りしてしまう。


「これは、如何すれば……」


 その時、兄の木乃伊の方から甘く苦い香りが漂ってきた。

 寺の火災がこちらにも延焼したのだ。

 その煙は次第に集まり、小鬼の姿を取った。


 煙の小鬼は入道に取り付く。


「何をする!離せ!」

「検非違使殿。浄覚は私が押さえまする。私もろとも斬り捨てて下さいませ!」

「……助太刀、痛み入る」


 清忠は鬼切丸を袈裟懸けに下ろした。


「ぎゃああああっ!」

 

 刀の霊力によって、煙の入道は祓われた。


 ……そして、煙の小鬼も。


「兄様……」



 清忠は童女を連れて寺を飛び出した。

 振り返ると、赤々と燃え上がる炎が見える。

 そして人伽羅の甘くて苦い香りが、もうもうと天に向かって昇っていく。

 それはまるで護摩行の炎のように、厳かに右京の夜空を染め上げていた――



 ◇  ◇  ◇



 その後、童女は尼寺に引き取られることとなった。

 下仕えをしながら、兄を弔うために念仏三昧の日々を送るという。


「末法の世にあっても、仏の慈悲は絶えるのか」


 清忠は独りごちる。


 市中に出回っていた人伽羅は検非違使たちによって集められ、僧たちによる念仏のもと焚き上げられた。

 その香りは甘く、少しだけ苦みが抜けた、優しいものだったという。




(了)




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人伽羅 水杜まさき @mizumori_masaki

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