主人公の「家族への愛」と「自我の消失への恐怖」が非常にリアルに伝わり、ラストまで手に汗握る展開です!
異世界ファンタジーが好きで、今2作連載中です。よろしくお願いします!
本作には「価値のある男」と「価値のない男」が出てきます。今よりもっと未来のお話で、国から「価値がない」と判断されれば、どこかの誰か、偉大な「価値のある人」の記憶を投与されて、意識を書き換えるとい…続きを読む
もし国が「価値ある人間」を選別し、それ以外を排除する世界があったら?主人公は突然拘束され、「価値ある男性」の液状化された脳を点滴で投与される。自我が少しずつ消え、他人の記憶が流れ込む恐怖。「家族の…続きを読む
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(366文字)
普遍的なテーマを鮮烈な筆致で描いた佳作。作者の想いがヒシヒシと伝わってくるディストピアストーリーです。登場人物の価値。翻って読者自身の価値をも問いかけてくる、重いけれど心に残る物語でした。…続きを読む
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