お題は 「門」 「影」 「継承」
絶望というもの
その極北を越えた先
自らの命を尽きさせようとしたその先に
己の命よりも大事なものが見えた
門は開かれたのだ
これから先はそのために生きようと
己の行動は常にその影と共にあると
時は過ぎ、命の炎は燃え尽きんとしている
己は確かにあの影と共にあった
それを誰にも否定はさせない
臨終の床に共に歩んだ
弟子であり友である彼がいる
彼ならば理解してくれるだろう
もう言葉もでない指すら動かせない
ならば視線で告げよう
あとは任せる
継承はなったのだ
私は
新たに旅立つ
戯れに三題噺などを @to-chan
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