草www、じゃなくて羽根が生える薬!!!
- ★★★ Excellent!!!
設定が特に面白いです。
「飲むと羽根が生える薬」、通称ハネハエールというものが存在するという。
も、もしかしてこれは「空を飛んでいる気分になるヤバいお薬」のことでは!? とタイトルを見た瞬間に不穏なものを感じました。
でも、本当に羽根が生えて空を飛べるようになるという。
薬は十包で三万六千円。一回服用するのに三千六百円。羽根は自由に仕舞えるけれど、一回仕舞ったらもう一回薬を飲まないといけない、というルール付き。
この辺りのジレンマが特に面白いです。
三千六百円の価値がある「羽根を得る経験」。元を取るためには、有意義な使い道を考えねばならない。当初は満員電車に乗るのが嫌で薬に手を出した主人公ですが、もっと他に良い用法がないかと考え始める。
果たして、彼が迎える結末は? 先がとっても気になる作品です。
そして、あなたも考えてみて欲しい。一時的に羽根が生えるとしたら、どんな形で使ってみたいか? 三千六百円の価値のある「飛び方」。どんなものがあるでしょう。