倉庫。

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あなたの言う叶うといいねその夢は治るといいねその病気だよ

別れるにはもうもろすぎる関係の説明義務とか果たしたくない

あきらめてトランス・アンセムうたうきみだれがわかっていたっていうんだ

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触れたくないわけじゃないけど文字だけで傷つけたいわけじゃないの知ってる

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静止する光の速度と変わらないくらいの速さで遠ざかるきみ

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掛けられた花輪は枯れ枝に戻らない不安はだいたいこれに似ている

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耳の下から顎先まで駆け抜けてきっとどこから見ても横顔

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いちばんの理由じゃないけど思い出してしまうほくろをひっかく爪を

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ファスナーを下ろして大西洋裂けるペーパージャケット、カート、メリル忌

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そしてまた友だちはみんなポケットとダッシュボードのなかに隠れる

別れた友だちはいま広告のヘリウムで上っていくのを見送るところ　風のない日だ

広げると紙飛行機は一葉の手紙　ひらけた窓を渡して

友だちをエクストラテレストリアルって呼ぶたびわずかにさんかくはするどくなったね

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なんどでも言いたいソー・ロング、ソー・ロング、ソー・ロング、ソー・ロング、既読いいね

あの部屋があんなに冷たくなるなんて思わなかったんだ。かれらのためのオード。

おれ、b-flower大好きやねん。おまえも、好きやったら抱けや。おれのこと。

昨冬のベストバイバイはきみでその年のベストバイはハンドクリーム

シンプルな完璧さ　完璧なシンプルさ　アーモンド型の発作

結びかたが印刷されてるゴミ袋わたしを哺乳類と呼んでください

鼻血を拭いて、クリーンでいたいなって思う。ハワイアン・レッド・フルート・パンチ。

列王記上十三章四節はご存じかしらシー・ユー・イン・ザ・スコラの一面であなたを見たわ

昼の花火はふたりの自我を取り替えたい　頭上でむらさき色　駐車場

日記には歯痛のこととか書かれなきゃ十四月・賛歌この書き出しにより

ほらダーリン、ベイブにバイバイすれ違うおたふく風邪の児に御手を振らせる

閉じないほうの鼻で嗅ぎなね破滅型私小説家の汗の匂いは

誕生日には男の子ほしいママンお弁当の中身からあげがいい

ソーダに霊を注いでドント・シップ・ザ・リーン　ラーメン屋の列で立禅してみる

帰マンのカラオケを歌う甥っ子のまさぐってみたい烏口突起

どこまでもスナッフ・フィルムと愛の歌　坂の少ない道を行こうね

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ひとりだけ逃げて笑えるヒステリー知らない言葉をまばたきと呼べ

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また偽の記憶を植え付けられた59月に『ジェイムズ・メリル研究』

このカレンダー毎月七日の小窓の中にベティ・ブープのステッカーがある

乾いたばかりの傷口からまだ霊が流れ込んでくるのが怖い

わたしを濁点なしで呼ぶ悪習

ひとつぶの砂になってすり潰されたい潰すがわのなにかにもなりたい

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太陽を代行していろ死父の首見下ろすことなく見下していろ

目頭を見つめられれば太陽の下、帆布になりたい目頭を痛めつける

鍾乳洞に注がれたようなシリコンの脳をしている眠るいとこは

いちまいだけの帆布になりたい目頭へあつめる止まった太陽光を

ファスナーを下ろして大西洋裂けるペーパージャケット、カート、メリル忌

ただむきはかんばせと呼びかんばせはただむきと呼んでる常設展示

少年をじょうずに孕ます老爺でもキスを迫れば逃げていくよ

コーヒーを淹れる儀式で思い出す部分は全体を含むこと

デック・ベースをジャージー・クラブとハミング・ベースをバイレ・ファンキと

サンクラの再生ボタンを押すときのコンマ数秒が飛んでいく場所

これは一冊の本です終わる世界はこの細切れの苦痛の中にあります

そしてまた一冊の本

大魚の　銀魚に　手を振る　ヨナが　これで何人目のヨナが出てくる

神の舌老いてる蝶に受難する

ひとさらいの唄でも歌っちゃおうかな

老いた大魚からいま千なんにん目のヨナがでてくる

紫の銀魚はかぞえるヨナの腕

ヨナを食った魚ピントを稼いでいる口の泡

くちびる　なくなる　ブルースハープ

ヨナを飲み込んで泡立つ口の辺にブルースハープを孕む兎唇

誘蛾灯で頭の中で書いてみる

走馬灯にも死頭蛾は寄ってきて告白はさっき散弾になった

いちまいの地図を残して消えていく世界は滅びるペーパージャケット

兎唇の魚から手を伸ばしているヨナの焚き付けにしたいくらい細い指

萎えた腕に触れて治さなくていいよっていうかもわからないんじゃない

大魚から腕を伸ばしているヨナのひじより細い二の腕が食べたい

日付のないメモは日記であることを忘れてもいいきみの細い目を

DMの1000パーセントの粗大ゴミがふたりの自我を取り違える日日

182%のDMがふたりの自我を取り違えるころ

舟腹草五厘の生徒の指の中同主調転調を繰り返す茎

船腹草五厘の生徒が摘んでいて同主調転調繰り返している

スチール缶両手で握りながら待合室で「かわいいね」ってずっと言ってた

スチール缶両手で握って待合室できみはかわいいねってずっと言ってた

封筒の窓を集めてTシャツを編んであげたい白南風の皇子

レモネード季節の区切りの光には自白剤とか溶け込んでいる

血縁者　軽　架空の　タイヤ　頭の裏を　後頭部　道路　運転席　非現実　

頭の裏のどこかの道路を架空の血縁者が軽で居眠りしながら抜けていく早朝

非現実的な早朝どこでもない道路架空の血縁者の軽駐車する

差し出した腕に毛穴の乾く匂いをさせていたのが潮だっただけ

酢だこぐらいのIQしかない友だちを油の切れない油差しと呼ぶ

初デートどこ行けばいいののためだけに刑務所見学の白い壁がまぶしい

ひっかけばこのくらやみに目を閉じるときぶどうの幻覚を見ていたいだけだったのか

ぶどうの幻覚を見ているきみのくらやみをひっかいてごめんって言うつもりだった

デカい月見せたいみたいにありの実を剥いた手つきを検証するひと

ダビデってゲイやったっけ思い出されへんきょうのママンにつながる顔がお

つい萌しはじめてしまう舌先のざくろについて告白してみる

義務的な指のダンスで思い出すこのさんかくがするどくなること

ふりだけをしていてくれて指を抜いたハンカチの中で子どもみたいな

肩の辺で泣くからなみだなんだねきみはよければ書いてみてくれるかい

まぶたをくちびるで噛んでくれ　めまいのさんかく枯れ葉の道は並行世界のアロハシャツで渡るよ

わたしの首は斜めに生えているよまなざされるごと傾いてしまう

どうやらたいていのありえたきみは眠り姫って呼ばれるのが好きじゃなかったみたい

おばかさんやっぱり帰ってきたね砂浜に上がった魚の口からのぞく腕

やっぱり帰ってきたね大魚の口から皮脂に濡れた手首を投げ出して

告白のウイルス　ほたぎを集めたいわたしを葬れる火にくべるため

太陽を代行してなお黒点に爆縮できない元友だちがいる

立体駐車場で見たひとに似せた人形は木のうろにうずめなければならないほどの威力があった

昼の花火の星がみたいよ

ためだけにありえた逢う日のための街かど

季節はずれの小窓の奥に降る雪にいっそう希薄だ菜の花の黄は

いずれこの子も列に加わるストレートネックのまつエクまつパの天使は

完璧なシンプルさよ　撃たれた兎の血のようにこぼしたほくろに爆縮できない（いまだに〜できずに）

うそみたいに切手と帽子を探してるそれもある種の完璧さよね

同主調転調　合歓の緋　杜松の灰　合歓の緋色　杜松の灰色

ペトルチアーニ　ロートレック

大事なひとは脇においておいてあとはみんな殺してから明日死ね

ものごころつくかつかぬ間に死んだから死父をファッションとして消化してしまう

引用符付き内的地獄システム。

ウェイストレスネスランズエンド。

変わらないでいましょうずっとすごく好きじゃないです笑いたいなすごく

どの靴を履いて出ていったのかメモは名前がつく前に捨てなきゃね

忘れもの忘れてないの知ってるけど明かさなかっただれも秘密を

あざやかに呼吸しましょう泣いたこととかヒステリーとか思い出さずに

あのねあのねこれが燃えない灰ですか湿り気を孕むココアの粉の灰

このままじゃまたねって言ってくれないとほどけてくれない指骨の結ぼれ

好きな曲セルフタイトルトラックをぶっとびぶっとびぶっとびそうでしょ

ナイン・ホールズ埋めてよコーダ、リプリーズ、狂えるヘムスの裂け目のオードで。

キャラメルのなにも見えない小窓の奥で　みんなとけろ　よりいつも　懐紙　きぬぎぬ　舌の上　滑らす　いつもひとよりふたつほど多い　もう歩きだしている

キャラメルの小さく欠いた肉を食むさらさらころとしゃべる古雛

鳥の巣の桂冠あなたは目覚めない死妹の他人より多い葬玉

荊冠があなたの光輪だったこと酢漬けにされて唖児の双の首

クオリアのウイルス　言葉を固定したいこいつらじつに正直だからさ

銃剣のこぼされた匂いキッチンで選べ千親等の姪どち

銃剣のひねこびた匂いアヴェ・マリア

合わせ鏡の匂いこぼれる胸を切りひらく千親等の甥の実の汁

ルーティンから外れたふるまいに安心するようなひとといっしょにいたい

アヴェニダ・ラルコ、ボブキャット・ギター

露骨に屈曲させていた腕の匂いそんなのただのわたしじゃねえか

ひとを傷つける笑いにオサオサ傷つけられてんじゃねえよ〜

口遊びがやめられないよねひまなとき喉がなるのは恥ずかしいよね

シャンプーの匂いがしばらく残るくらいの長さになったらまた会いにきて

乳粥のように毀てよ手のひらに精の花腐し I say I say I say

ガラスが砂を噛むいきおいで消える音しか教えたくない発音教室

六文字できょう楽しかったって言ってみてえ好きなギターのチューニング色

やりなおしたいよ昔の友だちを不連続体現在形で

現在形でこなしたすべてを過去形でいいなおしたい昔の友だち

そしてまた恋びとたちはポケットとダッシュボードのなかに隠れろ

別れた友だちはいま広告のヘリウムで上っていくのを見送るところ　風のない日だ

草の庵百年住んでる飴の家

こめかみは噛まれるために貝の端

サンクラを再生するとき飛んでいく飛んでいく場所コンマ何秒

皮脂の欠

新しいスーツ自販機の前で子どもみたいな逆さの花束逆さのキリスト

後ずさりしながら前からやってきてよ見捨てたものがさ多すぎるから

手の中でやっと直進しない光になれ俺はお前を閉じ込めたいから。

広げると紙飛行機は一葉の手紙　ひらけた窓を渡して

冬になると重いコートを着て、春になれば脱ぎます。

どこまでもスナッフ・フィルムと愛の歌　坂の少ない道を行こうね

打ち寄せて砕け散る元彼　間違えた　波だ　武器屋『まねきねこ』へ〜♪

彼と波を見間違う指にほぐれる波はもうもとの波じゃない

空耳がきこえないようにしてください　それはこっちの仕事じゃないけど

チーズソースはチーズじゃない。なにかもっと定義できないものなのよ。

二重引用符を排泄するようにいたるところに撒き散らす

トゥデイ・ズ・ハートいなくなりたいから消えていく音だけ教えて発音教室

ただそこにウサギがいてもいいから走れゆっくりばらばらになっていけるね

お酒を飲んで気持ちよくなったことのなさケンちゃんラーメン新発売

寛衣着てケンちゃんラーメン新発売

花に焼けて盲ている目が帰りくる

点字から産まれた甥をつむらせる

today's hurt

手の甲に新しいほくろができましたみんなのことが大嫌いになりました

このかげをはやく解放してあげたい明るい中庭を背後に抱えこんで

おれ、b-flower大好きやねん。おまえも、好きやったら抱けや。おれのこと。

あの部屋があんなに冷たくなるなんて思わなかったんだ。かれらのためのオード。

なんどでも言いたいソー・ロング、ソー・ロング、ソー・ロング、ソー・ロング、既読いいね

眠り姫って呼ばれるのがいちばん嫌いだった偽善に逆張りする偽悪よりも

友だちの言葉はたまに痛いからできない笑顔・笑顔できない

わたしはその死児の生誕をついに最後まで嘉することはなかった。

苦痛を知らないあなたに今から見せるのはあなたの知らない烏口突起だ

誕生日には男の子ほしいママンお弁当の中身からあげがいい

ミッド通り越してクールやわ

日記には歯痛のこととか書かれなきゃ十四月・賛歌（ヘムス）この書き出しにより

ほらダーリン、ベイブにバイバイすれ違うおたふく風邪の唖児に御手を振らせる

傷つかないのはすでに傷ついていたからだステンレスがすでに錆びていたように

窓に映る銀灰色のゾンビの顔がお前だからさ　どのカードも水死人の

今日はだれもこすりませんでしたか　新しいだじゃれとか思いつきましたか

新しいユーモアとか思いつきましたか　いつだって突然ですよねすべてがクソになるのは

ここにはルーティンから外れるとパニックになるひとしかいないんです　かれらのために送らなきゃオード

500円玉を見たことがないひとのためにみえないスプーンを平らにしていた

これが短歌だとだれが笑ってくれるかしら

11歳になったぼくはまだだれにも見つけてもらえていなくて自慰行為よりもさきに韻を踏むことを覚えたくらいだったんだ

統失の同性愛者の書いた詩は滅びることがない。ボーダーの異性愛者のわたしがいう言葉は滅びるとしても。

エクストラテレストリアル、スキゾ、みんな、目のまえの、見えない空気を愛撫している。たたかっている。

算数のドリルを一生懸命解く小学生のティックトックライブ　自分にはこれが足りないのかもしれない

ガミースマイルの矯正は予後が悪い　ガンみたいなこというじゃん　いまひとり死んだのに

アログルーミングを見よまた嘉すべきひとを選んだ胸の傷あと

オーパスキュール、落葉、落葉、オーパスキュール、オーパスキュール、落葉、落葉

石の中の枯魚が晶洞を形成するイメージ、役に立たないもの、うつくしいものに関連させること

濡れた銀紙の冷たい花を買う　青に変わるまで抱きしめている

謝肉、復楽、

列王記上十三章四節はご存じかしらシー・ユー・イン・ザ・スコラの一面であなたを見たわ

旧約の伸ばした腕は戻らない

目のまえの言葉にならない空気を愛撫してまたたたかっているのですねきみは

両腕は双頭と呼んで両腕は双頭になる特設展示

擦過傷を編んでつなげたパスティーシュ　メリルの花輪をいま抱かせるよ

すりきれきったブランコにすわるこすってごめんゆさぶってごめん子どものふともも

会いたくないという強迫観念によって向かわせてくれいまから家に

ティックトックで漫画読むな

もっとしつこく触っておけばよかったなあ　歌ういとこの烏口突起に（パロ）

頬に柔らかい布を当てて眠らないと。赤ちゃんが柔らかいものを求めるように、猫もふわふわしたものを求める。

帰マンのカラオケを歌う甥っ子のまさぐってみたい烏口突起

昼の花火はふたりの自我を取り替えたい　頭上でむらさき色　駐車場

友だちのことばはたまに痛いから現在形でいいなおさせたい

挨拶を覚えるインコ　アイコスを覚えて煙を吐いてるインコは

見てごめんこすってごめん抱いてごめんいまブランコにのせてあげたよ

友だちをエクストラテレストリアルって呼ぶたびわずかにさんかくはするどくなったね

うそをなん発か思い出してみてもきみは夜にはうそをつけない

侏儒キャットボーイズドントクライ・アンアイロニケリー・ミーツ・怯懦サッドサッドサッドボーイガールズでボールデストなエモ戦争の小説を書いて見せてくるきみ

セロハンの窓でワイシャツを編むために低くて細い月みたいな乳首

封筒の窓を集めてTシャツを編む低いみか月みたいな乳首に

架空の親族にキスをしてみないかきみは前を向きたくない叔父役

遠赤外線的な散文

まだだれも動いてないのがわかる空色をしている甥の歯型は

話し終わることのないようなぼくはまた見えない空気を愛撫している

ドライヤーを使い終わることのないような若いつばめがPCを落とす

閉じないほうの鼻で嗅ぎなね破滅型私小説家の汗の匂いは

きずのないほうの目で見てほらこれがおとこの恋びとわたしが壊した

鼻血を拭いて、クリーンでいたいなって思う。ハワイアン・レッド・フルート・パンチ。

シンプルな完璧さ

完璧なシンプルさ

きずのない目のほうが痛む　バッドだと思いこんでいたのはバッドじゃなかった

全身は一本の弁をもつ管になれシンプルで完璧な頭痛で

見てよ　完璧なシンプルさの場所で魂がわたしをつつんでいること

シンプルな完璧さ　完璧なシンプルさ　アーモンド型の発作

図書館に勉強するひとばかりいていま手から本がこぼれる

結びかたが印刷されてるゴミ袋わたしを哺乳類と呼んでください

尿する皿に家蚊の腹うつる

さんかくの枯れ葉をさがす目まいの児

老いて動かないパトパイアレヘの指骨に絡まる唖児のまつ毛を花瓶にあしらう

ひと恋しいひと恋しい肥の香する

栄養のない長髪くさ結びけり

なりたい歌なりたい句なりたい詩はみんなすみれの花弁のうらがわに書け

手のなかの氷からあなたはダイヤを盗むアイスピックを持った泥棒

昨冬のベストバイバイはきみでその年のベストバイはハンドクリーム

血のかわり、人工心臓には殺鼠剤、霊、パーフェクトな励起状態。

水を飲んで過集中してみたり遠くに近くにいくことをするダンス

ソーダに霊を注いでドント・シップ・ザ・リーン　クラブでヨガや立禅をする

ピーナット・ヘディク

モーターの焦げる匂いまた情夫が死んだピンボールの釘の迷路にまよって

さっきまで服を積んである空間の足のふみ場がないということ

来るなって思い込んだら来ちゃうんだし口に出せないから手に出すしかない

自撮りする一部のひとは違う猿

はさらいにブレイクスきく夏さやし

記憶の男ノーズミントが呼び覚ます

裂ける罌粟草かんむりが半分になるほうの花になって裂ける罌粟

ひとを裂いて草かんむりが半分になるほうの花ひとに似ている

モレスキンの手帳になにをスケッチしているのロケッティアが塗るクリーム　顔に

にをがで呼ぶたび強まっていく膨満感

新鮮な粘膜の匂いかわく夏

花冠二つに割らん草冠

新しいママンの胸には飛び込もう

日付のない紙片は日記であることを忘れてしまうよ忘れたことすら

きずのないほうの目でみる眠り姫　花の冠が割れてたふたつに

水にとかした化調のあじがするわいやぜんぶの択を外しちゃったから

『ヴァージニア・ウルフなんて怖くない』なんて怖くないなんてだれがいった？

動いてるのに止まってるみたいな表情でなんか笑わせようとしてくる

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精の花腐し、キターラ、胸乳粥

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指ポキをしてる時間と溜まる時間のあいだを生きてるって感じ　足し算は便利

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肩をつつきたかったからつついただけなんだろう　ちがったらどうしよう

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よぶせよというのがその家電量販店の名前だった　こんど行ったらひげ剃りを呼ぶせよ

だれかのサンダルを履いてそのだれかがいない旅行に行きたい

いいけどさざくろの皮のスポンジの食えなさぐらいいいかげんな頭

ピザを頼むときの「ひとつ」に含まれるひとつには似つかわしくないくらいの怒気

あとで食べるために残しておくひとの食べきれるくらい減ったチップス

どうだろう　かにぱんでより多くの動物をつくれたほうがよりうれしいというのは

このコップ飲み干せば一日の水分と栄養　そういう刻印

嫌いなひとの嫌いなひとの着メロ　好きなひとの好きなひとの好きな映画

この行を読み飛ばすかわりこの前の会話の選択肢のあやまり

犬になるか豚になるか　クリシェがクリシェじゃなくなる瞬間　それは比喩ですか

聞かされすぎて流れてしまうと笑う曲　笑う曲の歌詞がどんな意味であれ

2009年8月11日<3サマースクール駐車場より

ほんとうの名前じゃなくていいしもういらないなら名前をくださいものの名前を

いいよ。あたしの（かげとハンカチが重ね合わせられる）あたまをとめて。

さいしょにこ動かしていいんですかってきくようなチェスをやるまできっとだれもが戦争狂

いいんじゃない？　ああ、アイコニックだと思ったからってこと？　それならもっといいかな。

名前教えて？　もういらないでしょ？　好きなんだ、なんでも。ものの名前なら。

chantarella、et tu hymnal、chantarella、et tu hymnal、baby、who's mid?フーズミッド？

ちんちんみたいなさくらんぼだけどちんちんだったらすごくきれいだ

鉄板の上でアイスをこねる仕事がいちばん似合う　ハミング

隣家ではリンスで使っているボトルをハンドソープで使う　だいぶ出る

焼き尽くされるはずのバスに乗り込むその火そういうMV

ここからだと笑ってるかわからないまるかさんかくかも　さんかくはにぶくなってく

めくられるカレンダーなくなるティッシュ　意味を翻訳されない引用句も

この動画がいいなと思ったら電話してくださいどこからでもない場所から

ナイストゥーミーチューは別れの言葉ってだれかがいってたわ古いインターネットのセリフだったかしら

さあはじまるざますよ　涙を拭くでがんす　ふんがー　まともにかげすみなさいよ

ミルクチャンに出てくるアリの家族はねこぢるの豚みたいですごくいい

前世は偽の包皮だった鶏皮せんべいを配ってくれるワーシップバンド

バオバブの下で走ってた子だから体幹バオバブくらいあるじゃん

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走れ走れなかったら歩け歩けなかったら踊れ踊れなかったら回転しろ回転できなかったら止まれ止まれなかったら走れ

体毛の少ないひとたちが買ってる恋愛啓発本のアクの強い美少女のイラスト

もらったティント塗りなおすと下唇に浮かびあがるKPOPのファンアート

朝をすべてのゲームでの回復の記憶を忘れるように目覚めろよ

昔話やレゴのブラウザゲームみたいに土から金を掘り出す

義賊団がキソバンに銀行を建てていて受付ににわとり型のフィグ

爆弾を押し付け合うシューティングのための通話が鼻をすする音で終わる

略称によってはまだ通じるジャスコで会う先生の治ってない躁鬱

まだ男が好きな感じだ　授業中に書いたデクを見せてくれる

どれだけ人生がクソかについて話すんじゃなくモンハンで改造クエでもやろうっていいだせない

11曲のアルバムはいいって話題にひとふれそれからクズたちの別れ

遠景と近景の速度の差のようにひらけたところまではなれなきゃわからないよ

一人称：わし　男性的に見られたくないのよね（真っ赤なビックリマークの絵文字）

うその筋トレ、うそたてふせ　はかどるよメニューにやさぐれパンダのジビエ

美学をshitとあるいは呼んでもいい　イチゴとコーヒー。による　イチゴのコーヒー。

いい忘れてたこの歯磨き粉は神さまにちかい小さな球をもつから

でね。痛むの？　あはあ。まだ。くんない？　嗅いでいる。しっ。呼気が気持ちいい。あした。

バックシートって歌詞がでてくる曲でだれかがクラッシュだってわかって！

『射精するかわりに語彙をふやすので恋愛とセックスをさせてください』という内容の短歌

「『壊れよ』と唱えるとなぜか痛みは少なくなった」とモラハラ被害者はいった

もう熱くないさっきまでお湯だったしぶき　水になる　でもやけど

なにしたい？　まえよりずっとよくなった世界でチョコモナカジャンボたべたい

いいよ夏、こいよ迎え撃ってやるよそしたら夏を称えるクリシェで

尿瓶があり　おしっこを片付けるって言えるし　そのように水を見出す

握りこぶしにかくせるくらいの小さいビールひとくちに少し多いくらいの

唇をむくための機械のような指で下の名前に千個ある『ゆ』を書いている

内省にささげた十代ははたちになった瞬間から滲出液が止まりはじめる

続きが作られることのない三部作の一作目

人間がまだ草食動物の骨髄を生で啜っていたころの野性を使ってまっすぐ駆けていきたい

この場所が好き。ずっといたい。時間って場所のことみたい。それを信じたい。

見通せない暗さのほうで起きていることの半分が起きている

コーラの実のある世界からない世界へ種を爪のあいだに隠して出ていく

ほんとうはあしたたべられるようになるいちごがほしかったんだよね、ほっぺchu!!!

新しく買ったイヤホンは一番高いところと一番低いところが出てなくてそうなりたい

楽屋落ちの楽屋のすみでぼーっと座ってたら終わりましたっていう落ち

ゲーセンのメダルで30分動く頭に　スリット・ユア・リスト　さあ入れてください

いつから炭酸の白いけむりだけ 吸い込むことなく飲み始めてしまう

触媒の熱さ。写真をさきに済ますから全裸で爪が終わるのを待ってて

それらを見つけるとき、それは朝

パッケージがかわいい系はちょっと保管できないかもしれなくてそれ以外だったらなんでもいいかも

だめになってしまうだろうしそれまでをすきに話しあう

詩語だらけの詩集の詩句のひとつにしておくには惜しい。

最後に発作起こした時のトラック聴きなおしてみた　意外といい

水溶性のビタミンを弾き飛ばさなきゃならない意味から言葉をみたいに

あなたは自分の魂を○しているっていわれたことあってそれってすごくアイコニックだなって思った

俺みたいなのでもおかずに難儀してたころがあったと思うとそのことをほんとうに愛おしく思う

人類はすき人はきらいみんなすきになんどもフナバラソウ　してくれる

歯ブラシもシャワーヘッドも考えかたもめちゃくちゃ細かいやつを使う

きれいな絵のとなりにそれを抽象化したやつ並べるのやめてね

裏返しの球＋そこにあった世界＝世界－球の内側　っていう系

言ってる意味が分からないならないなりにうつくしい誤解のままにしておいて

友だちとカウンセラーにはちがいがないあったとしてもないようなものだし

口の両端から漏れる水みたいにへたな笑顔をしたのまぶた

街履きにするつもりだったのに買ったばっかだったのにでも履くスポーツシューズ

ナイストゥーミ―チューは別れの言葉おやすみがこんばんはになる世界では

デイヴィッド・フォスター・ウォレスのモノマネを本ネタのまえに披露したいひと

ラベルのないコーラのシールとかステロイドのチューブを復活天使と呼ぶ

「お父さん『三びきのやぎのがらがらどん』朗読する」

透明なものは銀色　血で洗う金の比重に近くなるほど

役割語でしかあたしは生きてけないよ葉さらいの音がそこまで

愛撫とは反復であるって好きな言葉があって、ガーデニングをするときみたい

あきらめられないならワニが支店長を食べてるところを想像してる

白ぴかぴか黒むやむやはんぺんみたいでちゃるちゃるな毛布

まちがったドア開けてみたい駆け込み寺から逃げ出してみたい

模様替えが好きなひとがきらいですそれいがいはあんまりだめじゃないです

どの花弁もわたしの唇にぴったりと合うものじゃなくてコンポートでも作りましょうかね

本を読むりんごにみかんはききましたつかれたらしんどいのはなぜなのよ

レジ前でなしにざくろはききました時間と場所ってなにがちがうの

清音で平板アクセントで呼べばここにサナトリウムをつくろう

なにが起こってるかわかんないけどぜんぶ眠ってるあいだに起こってるみたい

ラストワン賞

自慢じゃないけど『スーパーミルクチャン』全話全部口で言えっからあんま舐めんじゃねえぞ（という短歌の、8話の部分）

あなたの嫌いなものの中でわたしが好きなもの内輪ネタ

いちどだけどんな魔法もとなえられたらでかいケーキをくっていいのか

そんなときとそうじゃないときのにおいをかぎわけながら生きてるきがしない？

（もう、ピアノを、弾きたくはないのに、すずしい部屋行って）へみ、へみごっです、へみへみ

天気雨はずっと昔は暗いところが明るいところで明るいところが暗いところだったんですよ

これから起こるかがやかしいこと

くらいまくり　こっちの世界ではまだ『白い女神』が翻訳されてないんですね

私が本を読むのは、いつか連合弛緩の発作を起こしたときに、いい詩が書けるようになるためにです。

マイクラの最初、原始共産制

あかちゃんをおじいさんねと呼んでみる濁音のぶんだけ少し老ける

あなたには水餃子入りキムチ鍋の餃子をつまむなぐさみがある

フードボクサーバンタム級

とかいってるうちにあいすまんじゅう二匹目

「内的地獄」とみのりよみのりちゃん木の棒でなぞる放送大学

水分補給はお湯でしますミドリをよく聴きます

はれぶたはナベシン版

あまりにも近くで付けた傷だからどちらが痛くてかゆいかわかる

ひよめきがまだ開いてそうな顔してるね

踊れないひとは歌って歌えないひとは踊ればいいんじゃないすか

『アメリカの映画　肩揉むシーン』検索結果にウィードバカ吸う映画

心で考えるには軽すぎるからそういうひとのためにいてていいよ

語り手はだれなのよこの日曜に世界中の日曜があつまる、かなしい

眠れないんじゃなく てただ夜がわたしの世界になっていくだけちる

おれが好きになるギターの動画のひとばかり女殴ってチャンネル消される

かゆみからいたみにかわるスイッチを探して

今日風つよ　地球も惑星だってこと思い出させるくらい

空白の第四章にはなにも書き加えてはならない

つやつやとおさおさとにやにやとにこにこはなかがいい。

丸の端と端を繋がないで書くときに生まれる風

味噌汁にトマトを入れてゆきます

皮と実のあいだに栄養あなたにも皮膚と粘膜をわたす唇

あたしのま〇このなかの魂を燃やして●あたしのち〇ぽのなかの心臓を焼き尽くしてよ！

それってセラピストとカウンセラーの結婚ですよね

最初にウニをたべたひとじゃなくていちばんすごいのは最初にウニがほかの魚に食べられるのを見てそれをみんなに共有したひと

千度あなたの唇になったあと萎えて枯れたいカラオケボックス

あなたの言う叶うといいねその夢は治るといいねその病気だよ

別れるにはもうもろすぎる関係の説明義務とか果たしたくない

あきらめてトランス・アンセムうたうきみだれがわかっていたっていうんだ

あったかいかっこしてきてこんなこと言わせろ恋びとみたいなおとこ

ある精神が打ち出してしまった頑迷さはその精神がかならず打ち破る

幸せでいろとはいったけどバカでいろとは言ったわけではないもんね

触れたくないわけじゃないけど文字だけで傷つけたいわけじゃないの知ってる

離れたいきみにそれほどうらぎりはないからこっちがうらぎっときたい

静止する光の速度と変わらないくらいの速さで遠ざかるきみ

182パーセントのDMがふたりの自我を取り違えるころ

掛けられた花輪は枯れ枝に戻らない不安はだいたいこれに似ている

下手だよね愛撫のあとを考えながら塑像に移せるくらいの激しさ

萎えた腕に触れて治さなくてもいいよっていうかもわからないんじゃない

差し出した腕に毛穴の乾く匂いをさせていたのが潮だっただけ

ただむきはかんばせと呼びかんばせはただむきと呼んで常設展示

耳の下から顎先まで駆け抜けてきっとどこから見ても横顔

清音でわたしを呼ぶ声いままでにひとつの濁りも点じたことが

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誕生日には男の子ほしいママンお弁当の中身からあげがいい

日記には歯痛のこととか書かれなきゃ十四月・賛歌この書き出しにより

ほらダーリン、ベイブにバイバイすれ違うおたふく風邪の児に御手を振らせる

列王記上十三章四節はご存じかしらシー・ユー・イン・ザ・スコラの一面であなたを見たわ

帰マンのカラオケを歌う甥っ子のまさぐってみたい烏口突起

昼の花火はふたりの自我を取り替えたい　頭上でむらさき色　駐車場

友だちをエクストラテレストリアルって呼ぶたびわずかにさんかくはするどくなったね

封筒の窓を集めてTシャツを編む低いみか月みたいな乳首に

架空の親族にキスをしてみないかきみは前を向きたくない叔父役

まだだれも動いてないのがわかる空色をしている甥の歯型は

汗をかくわたし　空気を愛撫して目のまえのひとは話を聞かない

閉じないほうの鼻で嗅ぎなね破滅型私小説家の汗の匂いは

鼻血を拭いて、クリーンでいたいなって思う。ハワイアン・レッド・フルート・パンチ。

結びかたが印刷されてるゴミ袋わたしを哺乳類と呼んでください

なりたい歌なりたい句なりたい詩はみんなすみれの花輪のうらがわに書け

昨冬のベストバイバイはきみでその年のベストバイはハンドクリーム

ソーダに霊を注いでドント・シップ・ザ・リーン　ラーメン屋の列で立禅してみる

シンプルな完璧さ　完璧なシンプルさ　アーモンド型の発作

フナバラソウがフナバラソウであるということは、フナバラソウがフナバラソウであるということであり、フナバラソウがフナバラソウであるということは、フナバラソウがフナバラソウであるということでしかない。

三階のデパートに閉じ込められている　広い　冷蔵庫みたいで

木の書きかたを教えてくれる絵本があった。

ビートルズなんていまはラーメン屋しか流さないんだ●からあげひとつ（そこの角煮ラーメン）

歯医者でされているときの感じ

ive never seen そんなきみのスマイル before●みたいなコンビの名前なんだっけ

モノシラビックでいこう

オンリー・ファンズでどうぞ

風呂場のおしっこにかげときらきらしたものがかさねあわされるところ

英語ができないんじゃなくて歌でしか歌えない言語ならそれもいいんじゃない

返答を延期するつもりのかえりみち、紙袋、ティンバーランド。

、月の定座となるとイキイキしだすオタクらのむれ、さる

それをshitとよぶのならトーキンシットまたしよう、紙も茸も草も猿も。

トーストとカプラ、かわいたもの、ぬれた。詩語は無音のようにうるさい。（パンとラーメンを食べてるときぬれたものとかわいたものとして食べる）

ピンホールメガネがうつすようにはこない。

さっきからポルノを流しているのはだれだ

たばこのひらき

かわいいがファッションでつかわれるときみんなかわいくなって、っていう。

さあ、ここからあざとさを排除します。

夜気は●あしくびにはりつくとかいうレベルじゃなくて●ジェジュン●雨もわたしをむすんでいくのか

黄色くて黄色くて木の書きかただ●この句を箱のうちがわに書く

陶片にたわめられ

まず世界征服しよ　とよりわけたマックナゲットひとつぶあまる

戦争がおわらない字引のなかにのばなをはさみこむとするなら

ざんねんなことにふたりは　keshi　がすき。（ジム行ったあとはやっぱりセ○クスしたいけど〜）

一字空白、中黒をしきつめて

（女の子（彼女）がこの男の子（推し）かわいいと自分にもすすめてきて彼氏も可愛いと言ってしまえば同じ推しを推しているオタクになってしまって彼氏彼女の関係が崩れて性的関係を結ぶことが難しくなるやつ、彼女がわはそれを狙っている、自分と彼氏との性的な権力勾配を破綻させたく思っている、まあべつに男の子が可愛ければ彼女でも彼氏でもその子のことをかわいいと思い、かわいいと言ってしまっても別にいいのだけれど）

あわなくてあわなくてってそれは来いのいいかただいや恋のいいかたでもあるけど

くすりのはいった金属の板をたわめる

ずるいな、みんな。

すべての詩、すべての小説をヨブ記、ヨナ書の変奏として読むこと。

手のなかに雨をすくめると、きたないよ。でもそれだけだ。雨をとめない。

カラオケだと英語いけるんだけどな

すす、つばをねって段ボールのいたにかく画家がいる　ゆびでかくおと

道のりにふたりはたしかめつつあるらしい、一一〇五号室からきょうを

3コードどころか2コード、Bbmaj7/D、Am7

はいのなかにたばこをうめているこのほしももうふっとうしなくなってからに

アメリカと日本でべつってしらなくてじごくにもデニーズがあってよかった

よんもじのやくごはにほんのびょういんがきみにあてはめなかったびょうめい

さらのうえでもちぎょのカテゴリーからぬけだそうときすいいきにすむうお