概要
名も、顔も、知らない。でも、かけがえのない人のことを、語ろう
リアルタイムでチャットをしながら楽しむオンライン戦争ゲームで、二年ほど同じチームでやっていた男女。そのリーダーがある日亡くなった。
話を聞いていたという妹からの連絡で、それまでオフ会もしたことのなかった、しかし、間違いなく戦友と呼べる間柄だった人々は、彼の葬儀で初めて出会うことになる。
亡くなった男は、病気で人と会うこともなく、友人などおらず、家族以外の親族にもようやく死んだかと疎まれるような立場だった。
でも、そんな彼は、オンラインの世界では人をまとめ、時には救い、共に間違いなく生きていた。
家族も知らない仲間たちは、行き場の無い感情と悼む心を携えて。訪れる。彼の人となりを悼み、語るために。
話を聞いていたという妹からの連絡で、それまでオフ会もしたことのなかった、しかし、間違いなく戦友と呼べる間柄だった人々は、彼の葬儀で初めて出会うことになる。
亡くなった男は、病気で人と会うこともなく、友人などおらず、家族以外の親族にもようやく死んだかと疎まれるような立場だった。
でも、そんな彼は、オンラインの世界では人をまとめ、時には救い、共に間違いなく生きていた。
家族も知らない仲間たちは、行き場の無い感情と悼む心を携えて。訪れる。彼の人となりを悼み、語るために。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!旅立つ戦友(とも)よ、君は確かにここにいた
決して顔も名前も知らない、でもその人柄は家族よりも知ってる。
むしろ、限られた情報しかわからないネットという関係性だからこそ、人柄が一番輝いていた――。
亡くなってしまった「戦友」の人柄の良さ、人徳の高さが感じられます。
ただの「ネッ友」であれば、ここまで彼の下に「戦友たち」が集うこともなかったでしょう。
家族ですら知らない、かけがえのない友人たち。
その一見すると奇妙に見える関係性は、もう現代ではそう不思議なつながりではない時代に来ています。
そういう意味では改めて思うと、この葬儀の知らせをメンバーに通達した妹さんがGJ過ぎる。
そして、「キンちゃん」の存在です。
彼の登場、そして彼の…続きを読む