作品を見て、まず作者の感性がいいんだなと感じました。切り取るところが美しくてとても良かったです。
詩や俳句を織り交ぜているからか、通して読むと独特のテンポ感がある。やさしい言葉も鋭い言葉も織り交ぜて、清濁飲み込んでいる印象。たまに強い感情が垣間見えるものもあるけれど、語り口はあくまでも静かなので落ち着いて読めるのがいい。
誰もが感じる日常風景。言葉にすると、結構ユーモラスだったり哀感があったりして面白い。「リモコン」とか「ドロップス」が特に好みです。
いろいろな情報くて、疲れた心にスッとはいってきます。短くとも、私の疲弊した心を癒やしてくれました。