これぞ、古典落語『転失気』のオマージュ。

転失気懐かしいですな。
こちらは私は……確か春風亭昇太師匠の独演会で、前座を務めていらした、
春風亭柳好で聞いた話にございますな。

元々が短いお話ですので、前座噺として有名なこちらの噺を、
柊野有先生がご自身の世界観に落とされたものにございます。

寺の坊主が、医者から
転失気はあるか? と聞かれるお話ですな。
ところで転失気、ご存じですか?

何せ、転げて気を失う、にございます。
文字だけ見ればそら恐ろしい事にございますが……


正体は、ある意外なものにございますな。

皆様ともゆかりがあるものです故、もし「出ちゃったら」

「こらてんしき! てんしき!」
とお茶目に誤魔化しましょう。 愛嬌があると思われますよ笑

ラストがこの先生独自のものでなんとも微笑ましいものとなってございます。




ぜひ、ご一読を。



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