黄金が再び輝く時　～あの日僕は、"勝者なき戦争"を阻止すると誓った～

「彼女を救うためなら、僕は全てを捧げよう。
他人、仲間、そして自分の心でさえも――」

軍事大国チュテレールの兵士レイモンは、どんなに努力しても底辺を彷徨うしかなかった。
しかし優秀な仲間と巡り会ったことで、彼は大きく成長し始める。
兵器と人間がぶつかる激しい戦火に巻き込まれても、仲間はレイモンを必死に後押しする。
こうして彼は、何度も死の運命を覆していく。


一方、背後では少しずつ最悪な未来へと戦争は進んでいく。
その中心で、レイモンの同期セレストがある目的のために動いていたのだった。
彼はレイモンが成長する中、人知れず破滅への道を辿る。
それこそが、全てが救われるための代償だから……


青年は仲間に支えられ成長し、青年は一人静かに狂っていく。
絶望的な結末を変えるには、一体どのような…続きを読む