第6節

「すこしずつ、かえていけばいいのよ」


「だから、みらいを、『ほしのまち』のみんなをよろしくね、ウェイシン」



 シンシはしずかにウェイシンにわらいかけました。


 それはだれもみたことのなかった、やさしいえみでした。



 ウェイシンがシンシのえみをみたのはこのときが、さいしょでさいごでした。



 そして、ウェイシンのながい、ながい、うんめいは『よぞらのまち』が『ほしのまち』にかわったときからはじまっていたのだと、このときはだれもしりませんでした。


   

              おしまい

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よぞらにほしくずたちはかがやく 沖方 @okikata28

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