もしも現代日本が三国志だったら——石丸伸二=魏延説?

北見慎吾

第1話

ある日、某動画を観ていると石丸伸二さんが議員を武将に例えていました。


私は、考えました。

「もしも、石丸伸二さんが武将だったら誰になるだろう?」

そこで、ふと思いついたのが三国志です。

考えれば考えるほど、現代日本の政治と符合する点があり面白かったので、

これから書いていこうと思います。


①背景

・三国志の時代背景

後漢(漢朝)は長期にわたる支配で官僚化・専横が進み、地方豪族の力も強まっていました。専横や重税、宦官(かんがん)と外戚の対立、地方の不満が蓄積


184年の黄巾の乱(農民・宗教的反乱)で治安が大きく乱れ、中央は力を失います。地方の軍閥(群雄)が蜂起して互いに争う「群雄割拠」の時代へ。


・現代日本の政治状況

自由民主党は長期にわたる支配で官僚化・専横が進み、野党の力も強まっていました。旧統一教会問題、政治資金・裏金問題、説明責任・透明性への批判、市民の不満が蓄積


2024年10月の衆議院選挙で自民・公明連立が過半数を大きく割り込む議席数になったことで政治基盤が大きく乱れ、自由民主党は力を失います。

新興政党が蜂起して互いに争う「群雄割拠」の時代へ。


②年表で見る「漢→令和」の移り変わり

・三国志側

184年:黄巾の乱(張角ら)。中央の疲弊が決定的に


189年:皇帝(霊帝→献帝)の死後、権力争いが起こる。董卓が洛陽を制圧し実権を握る(暴虐で知られる)


190年:反董卓の諸侯連合により、董卓の討伐が始まる。董卓が洛陽を破壊して逃げる、その後暗殺


196年:曹操が漢帝(献帝)を保護し、帝を都の近くに置いて政治的正当性を掌握


200年:官渡の戦い — 曹操が袁紹に勝利。北方支配の基盤を固める


・現代日本側

2024年:衆議院選挙で自民・公明連立が過半数を大きく割り込む、疲弊が決定的に(←黄巾の乱)


2024年:岸田文雄の退任後、権力争いが起こる。石破茂が内閣を発足し実権を握る(食べ方が汚いで知られる)(←董卓が実権を握る)


2025年:野党により第27回参議院議員通常選挙で議席数を伸ばす。石破茂が自由民主党を破壊し、その後石破おろし。(←董卓の討伐)


2025年:高市早苗が自由民主党を保護し、自民と維新で連立して政治的正当性を掌握(←曹操が政治的正当性を掌握)


20XX年:衆議院選挙 — 高市政権が野党に勝利?政治の基盤を固める?(←官渡の戦い)


③最後に

いかかでしたでしょうか?

無理がある?

まー許してください。


ちなみに石丸伸二さんは三国志では、魏延(ぎえん)ですかね。


蜀の強い武将であり、石丸伸二さんの討論の強さに符合しています。

また、魏延は劉表配下の地方官というところが、安芸高田市の地方市長というところと符合します。


魏延は、のちに劉備のもとで蜀の宿将となり活躍するので、石丸伸二さんも今後、現代の劉備を見つけて政治の世界で活躍するかもしれませんね。


さて、あなたの考える「現代の曹操」は誰でしょうか?

三国志を通して政治を考えると、意外な発見があるかもしれません。


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もしも現代日本が三国志だったら——石丸伸二=魏延説? 北見慎吾 @Takezawa0001

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