第三話:異世界への漂流:偵察分隊
艦隊本隊が異世界の生物による襲撃を受け、迎撃をしてた同刻、ヘリコプターから降りた5名の歩兵部隊は森の中を進み、街を目指して深い森の中を歩いていた、分隊長「各員警戒を強めろ、いつでも射撃出来るようにしておけ」「了解」×4 分隊の構成は分隊長(Akー74M GP-30グレネードランチャー付き)と無線兵一名(Akー74M)、衛生兵一名(PPー19)、機関銃手一名(PKM、RPGー26×2発)、狙撃手一名(SVD SAー18×1発)で構成されている 機関銃手「それにしても薄気味悪い森だな、もう少し街の近く降ろせないもんかね」「あまり目立つ行動はするなって事で離れた場所で着陸したけど、もう上空からヘリが何度も偵察してるし、洋上にあんなデカイ船が何隻もいたら今更な感じするけどなww」機関銃兵と衛生兵が雑談している中、分隊の正面から音がした 分隊長「各員警戒しろ何かいる!」分隊長の声で後方警戒要員の狙撃手を除く全員が銃口を正面に向ける 狙撃手「分隊長殿、交戦許可及び銃火器の使用許可は?」分隊長 「威嚇射撃と人命が危機に瀕した時に限り出ているが……おい無線兵、本隊に緊急連絡しろ、交戦許可及び発砲許可を願う」 無線兵「了解しました…こちら上陸偵察分隊、本部応答願います(…ピーザザザ…)ん?本部こちら偵察小隊応答願います!!(…ザザザピー…ザザー)分隊長!無線が繋がりません!!」無線兵は必死に何度も通信を試みたが無情にも聞こえるのはノイズ音ばかり 分隊長「仕方がない、各員俺が責任をとるセーフティを解除しろ、射撃用意!!」全員が銃の安全装置を解除した次の瞬間目の前に居たのは 衛生兵「な、なんだこりゃ?!こりゃ動く黄色のぜ、ゼリーか?」 狙撃手 「いや…コレは某クエストや異世界物では定番中の定番モンスターのスライムだ!!」何と林から出てきたのは太陽の光で黄色に綺麗に輝く中に宝石のような何らかのの石が入った2〜30cmくらいのスライムの塊だったのである、 機関銃手「何だよビビらせやがってwww、こんなの全然怖くねえよ」機関銃手が笑いながら近づく、分隊長「おい!あまり近づくな!! 何してくるか分からn」分隊長が声を掛けた瞬間スライムは機関銃手の足に謎の液体を吐いた、液体が足に付いた途端煙が出て機関銃手が苦しみだす、機関銃手「イッテェエェエ!!!!あ、足の先が焼ける!!」液体が付いた場所は溶けてどんどん肉体を蝕む、分隊長「このクソ野郎が!!」分隊長はスライムに向け引き金を弾き、弾丸がスライムの身体を貫通してスライムは弾け飛んだ、分隊長「おい!衛生兵応急処置は出来そうか!!」衛生兵は溶けた衣服の布をどけて、傷を見る 衛生兵「嘘だろ……皮膚を貫通して筋肉や骨の所まで侵食が進んでいる!!」分隊長と衛生兵が話している間も侵食は続く 分隊長「そんな細かい状態は良い!!応急処置は出来るのかを聞いてるんだ!!」 衛生兵は「一応痛みを抑える為にアドレナリン剤を打ちましたがこれが精一杯です!!、ましてやこんな森の中じゃ……」 分隊長は衛生兵からの報告を聞いて考える 狙撃手「早くしないと次はどんな化け物が来るか分かりません!!分隊長殿ご決断を…」 分隊長「……街まで予定通りならば後3km程だ、俺がアイツを担ぐ無線兵は先行しろ、後の二人は後方を警戒しろ!!」 「了解!」×3 三人が配置につき分隊長が機関銃手を担ぐ 機関銃手「分隊長殿……お手数お掛けします…」 分隊長「このクソ野郎が!!無事に帰ったら後で覚えてやがれ!!」その後分隊は全力疾走で森を駆け抜ける、道中スライムや巨大な食虫植物の様なモンスターに遭遇したが、それぞれ連携し合い止まる事無く走り続け、分隊全員ボロボロになりながらも日が完全に沈んだ頃、全員街の入り口に辿り着いた……
ロシア軍異世界で戦い抜け!! @Kokoyomu114114114114
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。ロシア軍異世界で戦い抜け!!の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます