方向音痴なアイツは、意外と世の中を上手に泳ぐ。
- ★★★ Excellent!!!
初めていく目的地に、まっすぐ辿り着けたことがありません。
十年以上勤務している職場の地図を書けません。
川沿いの道なら迷わないだろうと、隅田川を下っているつもりが、荒川を登っていたことがあります。
その角を右に曲がれ、と言われたら、高い確率で左に行きます。
私は極度の方向音痴ですが……気持ちを誰もわかってくれたことがありません……。
で、このお話。
いやあちょっと……おもしろすぎましたね。
迷田くんっていうんですが特殊な体質でして……まあ、苗字が苗字ですから。
きっとこの体質も世襲制なんだと思いますね。
仕事はできて、男前なのですが方向音痴が玉に瑕ってんっで。
出勤しても地球の裏側まで遠回りしないとやってこれないんだそうです 笑
大好物ですわ〜こういう人 笑
そんな迷田さんの、お世話係を主人公が仰せつかってしまったというお話でして。
ジャンルがSFなのかラブコメなのかですが、私は非常に『演劇的』だと思います。
ありそうなんだけど、そういえばこんなの見たことなかった! な経験。
腹を抱えて笑えますし、こういう男はなんだか……応援したくなるから腹立つんすよねえ笑
そんなスーパーヒーローアンド・ヒロインを見逃す手はない。
お勧めいたします!! 是非! ご一読を。