第13話:破壊を減らす羊

チャプタ―1

ここは、車庫である。

私達は、話をしていた。

「何で、こんなにひんやりしているの?」

「バスまで、凍っているし。」

「原因は、一体?」

「私に任せてくれない。」

「あれ、もう、居ない。」

「あいつに任せておこう。」

チャプタ―2

ここは、キエーレビルの17Fである。

そこには、リヒトルが居た。

「フフフッ。シープホーン。待っていなさい。はーっ。」

リヒトルは、ブラス獣「ブラスアカリ」に変身した。

「針の張り。」

チャプタ―3

私は、ファールスリーに乗って、西片辺りを走っていた。

「いつまで、ひんやりなのかな?」

「たぶん、これは、リヒトルの仕業だね。」

「あの巨大化専門の・・・。」

「急ごう。」

チャプタ―4

ここは、向ヶ丘である。

そこには、ブラスアカリが居て、街を破壊していた。

「靴が着く。」

「ウワーッ。キャーッ。」

そこへ、私は、辿り着いた。

「ファールクロス。」

私は、シープホーン クヌムモードに変身した。

チャプタ―5

「麺がメーン。」

「そこまでよ。」

「な、何者だ?」

「破壊を減らす羊。羊剣士シープホーン。乗車。」

「ダレダッケ。」

ブラスアカリは、十体ものダレダッケを召喚した。

「トクトクトク。」

「はーっ。でやーっ。おりゃーっ。」

私は、拳や蹴りで、ダレダッケ達を一掃した。

「キエーッ。」

チャプタ―6

「はーっ。でやーっ。おりゃーっ。」

私とブラスアカリは、互いに攻撃しまくった。

「虫が無視。爆幻衝。ブラスボム。」

ブラスアカリは、幻衝力の爆破を放った。

「ウワーッ。痒ーい。」

「クククッ。そのまま、のたうち回ってな。」

チャプタ―7

その時、一人の新たな正義の味方がやって来た。

「そこまでだ。」

「な、何者だ?」

「破壊を崩壊させるアイベックス。アイベックス剣士アイベクサー。上へ参ります。」

「はーっ。でやーっ。おりゃーっ。」

アイベクサーとブラスアカリは、互いに攻撃しまくった。

「ブラスボム。」

ブラスアカリは、幻ん衝力の爆破を放った。

「来たわね。エウロラフリージング。」

アイベクサーは、両手から、幻衝力の吹雪を放った。

「さ、寒ーっ。」

「シープホーン。後は、御願いね。」

アイベクサーは、走りながら去って行った。

「ファールランチャー。」

私は、ファールランチャーを両手で持って構えた。

「聖幻衝。ファールベグリュケン。」

私は、ブラスアカリを浄化した。

「ライニグングーッ。」

ブラスアカリは、リヒトルに戻った。

「ひっひーっ。」

リヒトルは、消えるように去って行った。

「満開。」

チャプタ―8

「おのれーーーっ。」

チャナージは、青色のブレスを吐き出して、全てを破壊し始めた。

「ウワーッ。キャーッ。」

「ウワーッ。街が・・・。」

そこへ、ファールアリエスがやって来た。

「早く乗ってくれ。」

「了解。とおーっ。」

私は、ファールアリエスに飛び乗った。

「カイザーモード。」

私は、ファールアリエスを人型に変形させた。

「ファールフリート。」

ファールフリートは、宇宙へ向かった。

チャプタ―9

ここは、宇宙である。

「あの天体は、何?」

「惑星型巨大獣帝チャナージという奴だ。」

「それって、何なの?」

「正義の味方の成れの果て。」

「そ、それって・・・。」

チャプタ―10

ファールフリートは、宇宙の果てへ辿り着いた。

そこには、チャナージが居た。

「このような場所まで来るとは。愚かな奴らよ。」

「あなたを停める。」

「もう、観念するんだ。」

「この元正義の味方であるこの私が、全てを青ざめさせてくれる。フハハハーッ。」

「鯉輪。後は、任せた。」

ファールフリートは、チャナージの幻衝力のブレスをまともに喰らった。

「ウワーッ。済まない。」

ファールフリートは、ファールアリエスに戻ってから、地球へ勢いよく落下した。

「ファールフリートーっ。」

チャプタ―11

「クククッ。お前もろとも、青ざめてしまえ。」

チャナージは、全身から、破壊の波動を放ったが、私は、

ブレードギラーで打ち消した。

「はーっ。でやーっ。おりゃーっ。」

私とチャナージは、互いに攻撃しまくった。

「仕方ない。浄化するしかない。」

「ほざけ。はーっ。」

チャナージは、青色のブレスを吐き出した。

「そうは、させない。」

私は、ブレードギラーに大自然の力と自分の気と魔力と幻衝力を伝えた。

すると、刃先から、巨大な羊の幻覚が出現した。

「ブレードギラークヌムベグリュケンホーリネス。」

私が、そう叫ぶと、羊の幻覚は、チャナージを包み込んだ。

「うれしい気分だ。し、しまった。」

チャナージは、超新星爆発みたいに大爆発して消滅した。

チャプター12

二日後、私は、ファールスリーに乗って、扇島辺りを走っていた。

「何処へ向かっているの?」

「本当の敵の居る場所さ。で、何を食べている?」

「バタークッキーよ。365日。毎年毎食ね。」

「何も言えない。」

チャプタ―13

ここは、大黒海つり公園である。

そこには、首領と呼ばれる謎の人物が居て、アジを釣っていた。

「これで、五尾目と。」

そこへ、十体ものライカン兵がやって来た。

「何、チャナージが?」

「キエーッ。」

「心配するな。カタルシスの出番だからな。クククッ。」

そこへ、私は、辿り着いた。

「ファールクロス。」

私は、羊剣士シープホーンに変身した。

チャプタ―14

「そこまでよ。」

「な、何者だ?」

「破壊を減らす羊。羊剣士シープホーン。乗車。」

「ライカン兵。」

「キエーッ。」

「はーっ。でやーっ。おりゃーっ。」

私は、拳や蹴りで、ライカン兵達を一掃した。

「キエーッ。」

チャプタ―15

「はーっ。でやーっ。おりゃーっ。」

私と首領は、互いに攻撃しまくった。

「幻衝力光線。」

首領は、杖から、幻衝力の光線を放った。

「ウワーッ。」

「止めだ。喰らえ。必殺:土下座。」

首領は、土下座した。

「このたびは、申し訳ございませんでしたフハハハーッ。

 どうだ、参ったか?」

「脚幻衝。はーっ。」

私は、飛び上がってから一回転し、フルパワーの蹴りを決めた。

「ヌオワーッ。」

首領の仮面は、真っ二つに割れて地面へ落下したが、下に同じ物をかぶっていた。

「居心地が悪いな。フハハハーッ。」

首領は、二等辺三角形の飛行物体に乗って、空の彼方へ飛び去った。

「逃げられた。」

エピローグ

チャプタ―1

ここは、車庫である。

場市と丁は、話をしていた。

「鯉輪。何処へ行ったんだろう?」

「色々あるって事さ。」

「戻って来るんですかね?」

「私に聞くな。」

チャプタ―2

私は、ファールスリーに乗って走っていた。

「かなり来ちゃったね。」

「良いのか。本当に?」

「今さら、戻ってもね。」

「それじゃ、行こう。」

ファールスリーは、加速した。


破壊を減らす羊 羊剣士シープホーン。乗車。

     ― 完 ―

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アーク刑事 激フレンズ SEASON11 埴輪でござる @tonvery2365

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