簿記札 0課 邂逅

1話目 簿記札との邂逅

二千二十八年現代　娯楽が昭和平成に比べたら可能性が広がるくらい娯楽は発展した。しかし、社会問題に挙げられ、槍玉にあがる公営ギャンブル、依存症に苦しんでいる人もいた。

簿記協会はゲームやギャンブルのマイナスイメージを下げる新たな試みが行われた。

簿記協会会長の周藤は宣言する

「簿記札を野球やサッカー、eスポーツに負けないメジャー競技にすると！！」

こうして、二千二十六年から簿記札が浸透し、簿記三級合格者を増やそうと始まった。

だが、人間は欲深い存在だ。

何故なら、簿記札を利用した犯罪や駆け引き、賭博が蔓延していたのだった。

真面目に簿記を学び、簿記札プレイヤーとして活躍していた主人公木田章祐はそれを憎んでいたから

ここから、彼のバトルの日々が幕を開ける。