僕の推しへの愛は無償の愛だと誓います!

神石水亞宮類

第1話 僕の推しへの愛は無償の愛だと誓います!




“僕の推しへの愛は無償の愛だと誓います!“



僕の好きな女の子は、人気アイドルグループの女の子だ!

しかも? 凄く人気があるグループだから、なかなか僕の想いを

彼女伝える事は難しい!

同じクラスの女の子からは、“そんなの恋愛じゃないじゃない“と

言われてしまった!

確かに、“恐ろしく確率の低い恋愛を僕はしているのだろうか。“

それに僕のクラスの男子の殆どが、このグループの女の子が好きだ!

しかも中でも、僕の好きな子はグループの中でも一、二を争うぐらい

人気がある女の子なんだよね。

僕なんて完全に相手にされないと思っていても、好きで仕方ない僕は

簡単にこの恋を諦めきれない!

“叶わない想いと分かっていても、僕はキミが好きなんだ!“



『なあ、来週! ○○ホールでコンサートがあるらしいけど、デンも行く?』

『一応、チケットは取れてるから行く!』

『俺! チケット取れなかったんだよな~残念だわ~!』

『会場の近くで行けなくなった人がチケット売ってないの?』

『うーん、どうだろうな?』

『今、オークションとかで売ってないかな?』

『直ぐ調べて見ろよ!』

『あぁ、そうだな!』

『・・・うーん、あればいいけど、、、?』

『ボクも行きたい!』

『えぇ!? いつから好きになったの?』

『デンがそこまでハマってるから気になって見てみたら、、、?

いつの間にかハマってしまったんだよなぁ~』

『えぇ!? うそ!? いいじゃん!』

『“あぁ、あった!“』

『マジで?』

『“しかも2枚売ってる! 真幸、俺と一緒に行くか?』

『行く行く! マジで嬉しい!』

『良かったじゃん!』

『ラッキー!』

『真幸は運持ってんな~普通は行けないもんだよ!』

『えぇ!? そうなの?』

『うん!』

『じゃあ、ボクには天使がついてるんだよ。』

『天使?』

『“優歩ちゃんという天使だよ!“』

『優歩のファンか!』

『まあね!』

『じゃあー皆で楽しもうぜー!』

【オーウ!】




・・・“僕達は皆、同じクラスの女の子に興味がない!“

テレビで見る、人気アイドルグループの女の子達が好きなんだ!

僕の事を彼女が知ってくれる時が来るのか分からないけど?

“それでも僕はキミが好きだ!”

彼女達に会いに行くために、コツコツお金を貯めてコンサート会場に行く。

推しのカラーのペンライトをフリフリして推しに全ての僕の愛情を注ぎ込む。

“僕の彼女への愛は無償の愛だ!“

彼女達が新曲を歌えば? 僕達ファンは出来るだけ彼女達のCDを買いまくる!

握手会、チェキ撮影もしてもらうけど?

なかなか足を運べないから、きっと時間が経てば忘れられてしまうのだろう。

それでも僕はキミの為に、愛を注ぐよ!



そしてまた僕は、キミに会いに行く。

キミの写真をうちわに付けて、キミのメンバーカラーを纏って、

僕はキミに無償の愛を捧げるんだ!

“誰よりも僕はキミを愛してる。”

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僕の推しへの愛は無償の愛だと誓います! 神石水亞宮類 @kamiisimizu-aguru

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