第3話の作者はアナタになる!

昨今、AI全盛の感がありますが(ちなみに、筆者は断固反対。その理由は『そこに愛はあるんか!?』に記載しています)、この作品は、絶対にAIでは書けない。

なぜなら、AIが学習する元データにはない型だから!

中身を言ってしまうと勿体ないので、構造の素晴らしさだけ述べると、突然の失踪といつまでも長く続くその残響音、といった形が絶妙に計算された小説になっています。

緊張のピークをピラストではなく、第一話のラストに持ってくるところも斬新!

私は、この小説を読み終わった時に、トボルザークの「新世界より」のラストを思い出しました。

そう、あたかも「新世界の風景」は聴くものそれぞれに委ねるようなあの終わり方です。

でもね、唯一の違いは、これが「ホラー作品」だということ。コワイ余韻がいつまでジワジワ続きますまっせ😱!ヒャー!

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