この、わずか数十センチの『ズレ』これが本当の不条理なのかもしれない……

色々と驚かされましたな。
まずあのー……最初のびっくりなんですけどね。


阿久津くんは別に主人公じゃないんですよ。
それが物語のわずか数行で発覚します。
これにまずビックラコイタ。


それから次々と、この三年B組では衝撃的なことが起きるんですが……

期末試験はウロボロスになるし、ディベート大会は洒落にならん事実が発覚するし、
卒業旅行は、馬場がハバロッティと入れ替わるし……。

そして、そんな不条理が、道理として受領されているんです。
つまりこの不条理な状況をツッコむ役がいないんですよ。
まあ、ツッコみはするんですが、それがまた微妙に、常識とはズレていまして……。

彼ら三年B組にしてみれば、不条理も日常なのやもしれません……。
そしてこの世界観においては、『不条理とはなんだったであろう?』と、考えざるを得ないのです。


いや大いに笑わせていただきました。

これは確かに、漫画で読みたいかもしれませんね笑

ご一読を。